au 機種変更

auで機種変更する前に機種選定と事前準備はしっかりやっておこう

auの製品やサービスの種類は、他キャリアと比較しても非常に豊富です。

それゆえ、ユーザーは「何が自分にとって必要で、良いものかわからない」というジレンマが生じているケースがあります。

提供されている製品やサービスが豊富だからこそ機種変更の事前準備が必要なのです。

例えば、auオンラインショップでは、iPhoneやAndroidスマホのラインナップが常時20種類以上揃っています。

ラインナップが豊富だからこそユーザーひとりひとりにマッチした選択が本来できるはずなのですが、「よくわからないから安いスマホにしよう」「知り合いが使っているからこのスマホにしよう」という選択をしているユーザー事情を本当によく聞きます。

これでは本末転倒です。

もちろん、ユーザー自身が納得のいく満足感のある機種変更であればそれで良しです。

しかし、毎月のケータイ料の負担は家計の大きな支出です。自身にとって本当に価値があるスマホにお金を支払っていれば良いですが、内容も分からずお金を支払うのは非常にリスクが高く、大きく損しているように感じます。

一方、製品やサービスの価値を十分知り尽くした上で、価格と比較し「価値よりも価格が十分安い」と感じて購入すると「オトク」と感じるわけです。オトクで納得した買い物の後に、はじめて「満足」が生まれます。

つまり、auの製品・サービス・キャンペーンの価値そのものが自身にどのようなメリットがあるのか深く理解することこそ「お得で満足度の高い機種変更」が出来る近道なのです。機種変更をする前に、少し足を止めて事前に準備を行って納得のいく1台をみつけましょう。

本記事では、アプリやデータ移行の準備、契約にまつわる確認事項もあわせて確認します。機種変更する前に万全の状態を整えておきましょう。

自分自身のニーズ把握と深堀りなくして、お得感や満足感は生まれない

お得で満足度の高い機種変更を進める為には「自分のニーズの把握・ニーズの深堀り」が極めて重要です。つまり、「自分は何の機能やサービスを具体的にどのように利用するのか」を深く知る事が大切なのです。もはやこれを行わずして、購入時や購入後のお得や満足は生まれないと言っても過言ではありません。

 

簡単なところから考えれば「何のアプリ・機能をよく利用しているか?」「そのアプリをどのように利用しているか?」「価格はどれくらいまでを想定しているか?」「今の機種で不便な点はないか?」最低限このあたりの自身の利用状況は把握しておくと良いです。

なお、これらの利用状況はメモにとって優先順位をつけるとより効果的です。

自分自身がよく利用する機能やアプリをイメージしづらい場合、現在利用しているスマホからアプリ・機能の利用状況を確認することも出来ます。

例えば、iPhoneなら「設定」→「スクリーンタイム」→「すべてのアクティビティを確認する」で毎日(毎週)どのアプリを何分ほど利用しているのか?が確認できます。

Androidスマホの場合は「設定」→「バッテリー(電池)」からどのアプリにどれくらい電池を消費しているか?が確認できます。

それから先、浮かび上がったニーズをさらに深く深く掘っていきます。

今回は一例として、よくカメラ機能を利用しているユーザーを例に考えます。

「カメラを利用する」といえど、「いつ撮ることが多い?」「どこで撮ることが多い?」「何を撮ることが多い?」「どれくらいの量を撮る?」「撮影した写真や動画はその後どうする?」最低限これくらいの深堀は必須です。

深堀で出てきた答えが「日中、撮る事が多い」「外出先で撮る事が多い」「子供が小さいので成長記録として撮る事が多い」「写真は毎月100枚程度(1日3枚程度)、動画は毎月1時間程度は撮るかも」「撮った写真や動画は撮った直後、出先ですぐにSNSで投稿している。または自分で後から子供の成長記録として見返している」というところまでイメージが湧けば、自分自身のカメラの使い方がワンシーンとして映像のようにイメージできるようになります。

ここまで掘り下げができたら十分です。

ニーズを掘り下げた自身の利用状況が後に機種を選定・プラン選び・オプションサービスの選択において非常に重要な判断材料となります。

 

機種変更したいスマホの特徴や性能を整理する

自分自身のニーズ把握や深堀がある程度完了した後に、購入予定スマホと特徴や性能をひもづけて機種選びの参考にしましょう。

ユーザー自身が利用する機能や特徴にフォーカスを当てて機種選定することが納得のいく1台を見つける近道です。

例えば、先程のカメラをよく撮るニーズにおいても、購入予定のスマホのカメラが「光学式手ぶれ補正機能」か「電子式手ぶれ補正機能」なのかによって、ユーザーに与えるメリットは変わってきます。

カメラは画素数だけで比較するのではなく、レンズ自体が持つ特徴や性質を理解することで満足度の高いカメラを選ぶことがこの先のメリットに大きく繋がります。

ちなみに電子式手ぶれ補正は、画像処理を行って手ぶれを補正する仕組みです。一方、光学式手ぶれ補正機能のはレンズ自体を動かして補正する為、光学式手ぶれ補正機能の方がよりブレが少ないカメラレンズです。小さな子供を撮影する場合、よくはしゃいだり動き回ったりしますよね。

結論は、動き回る子供をカメラで追いかけながら撮影する場合は「光学式手ぶれ補正機能」がついたカメラを搭載するスマホを選択することで、より滑らかできれいな写真や動画を残すことができる為、利用価値が高いです。

また、外出先で利用するなら突然の雨を想定して「防水性能が高い機種」を選定したり、SNSで投稿する事があるなら「通信速度が速いスマホ」で瞬時にSNSへアップロードしたり、写真や動画をたくさん撮影するなら「内部ストレージが多いスマホ/SDカードに対応しているスマホ」で保存容量を気にせず思いっきりカメラを撮りまくることもできます。

そうすると「iPhone」はこうだから、「Xperia」はこうだから、「Galaxy」はこうだから。という風に自分のニーズに合わせた機種の選定が出来るように変わってきます。

auが提供している各メーカーのスマホの特徴や性能はバラエティに富んでいます。製品の細かい特色を整理しつつ、自分自身のニーズにマッチした機種選定をしていくとスマホ選びがとても楽しくなります。

最新機種の特徴やスペックは「auの2019年秋冬モデルで新機種へ機種変更しよう!」でまとめています。各スマホの理解を深め、ユーザー自身の深堀したニーズにマッチする機能を見つけましょう。

プラン設計をする

auスマホの料金プランは2019年10月1日移行、主に6タイプの料金プランを提供しています。各料金プランは毎月のデータ利用料や、興味関心に合わせて特徴のあるプランが提供されています。

料金プラン データ量(目安) 特徴
新auピタットプランN 1GB~7GB 利用データ量が極めて少ない/月によってデータ量の変動が大きい/Wi-fi環境で主に利用するユーザー向けプラン
auフラットプラン7プラスN 7GB 毎月7GB利用できるうえ、特定のSNSがデータ量消費カウントしないカウントフリープラン
auフラットプラン20N 20GB 毎月20GB利用できる大きな容量のプラン
auフラットプラン25 NetflixパックN 25GB 毎月25GB利用できる上、Netflixベーシックプランがセットとなっている動画に関心が高いユーザー向けプラン
auデータMAXプランPro 無制限 毎月のデータ量が原則使い放題で利用できる無制限プラン。ただし、テザリングや海外ローミング利用時は20GBまでの制限あり
auデータMAXプランNetflixパック 無制限 毎月のデータ量が原則使い放題で利用できる無制限プラン。さらにNetflixベーシックプランがセットとなっている動画に関心が高いヘビーユーザー向けプラン

先述した「小さい子供をカメラで撮ってSNSへアップロードする」というニーズのユーザーの場合、auフラットプラン7プラスNだと対象SNSの利用がデータ量を消費せずに利用できるので非常に有効的です。しかし、自宅内にWi-fiがあって、主に宅内で利用しているとしたら新auピタットプランNの方が安く利用できる可能性もあります。

つまり、プランの設計は「自宅にWi-fiがあるか?」「データ量を消費する場所はどこが多いか?」という普段の利用状況を深く考えていくと自然と適正のプランが見つけられます。

プラン設計はauのカタログにもきちんと記載されているので、比較的簡単に答えを見つけやすい部類ですが、きちんと利用用途と価値を見出しておきましょう。




キャンペーンをフル活用する

auで機種変更する時に、選定機種とプランまで決まったら、現在実施されている最新のキャンペーン情報をしっかり確認しておきましょう。

auのキャンペーンはとても流動的に変化します。

スマホのモデルチェンジや料金プランの改正と比較しても、遥かに早いスピードで1ヵ月単位でガラリと変化しますので、常に最新の情報を確認しておきましょう。

本サイトでもauの最新キャンペーンをまとめています。機種変更する前に必ず確認してください。

 

価値と価格の比較をする

スマホの「価値」と「価格」、双方を天秤にかけて購入機種を選定することは大切な事前準備のひとつです。

自分自身が利用する機能やアプリを含めた「価値」が、妥当な「価格」なのか冷静に判断しましょう。万が一、「あまりにも価値と価格が釣り合わない」と感じた場合、同等スペックの少し安い機種を検討したり、1ランク安い料金プランを組み直すように検討しなおすことも大切です。

一方、「価格が安いから購入しよう」という安易に「価格」だけで決断するのは非常に危険な行為です。

安いから購入したけど、結局満足できない性能だったな。」と感じてしまっては、スマホ購入費全てが無駄のように感じてしまい、不満を抱え続けたまま数年間そのスマホを利用しなければなりません。

それでは、ユーザー自身「損した」と感じてしまいます。安いから購入したのに、損をしたと感じてしまっては本末転倒です。

必ずスマホを購入する事前準備として「価値」と「価格」を天秤にかけ、自身にとって必要なものか、メリットが大きいかを冷静に判断しましょう。

 

機種変更する前の事前準備は入念に

新しいスマホへ機種変更する前に、これまで利用しているスマホのアカウントや各種データの引継ぎはきちんと準備しておきましょう。また、手続き時における名義や必要な書類も事前に確認して準備しておくと、いざ手続きを行う場合にスムーズに実施できます。

GoogleアカウントやApple IDを確認しておく

Androidのスマホでアプリケーションをインストールする際に必要となるのがGoogleアカウントの存在です。スマホ購入時に利用していたアドレス/パスワードを事前に設定して利用していたはずですが、日にちが経過すると忘れてしまうもの。

引き続きAndroidスマホを利用する場合はGoogleアカウントのアドレス/パスワードの入力が必須ですので、きちんとメモしておきましょう。

また、iPhoneユーザーの場合はApple IDを作成してログインしない限りApp Storeが利用できません。すでにiPhoneを利用しているユーザーであればGoogleアカウントと同様、アドレス/パスワードをメモしておきましょう。

パスワードやアカウント自体が不明な最悪の場合、GoogleアカウントやApple IDは新規作成も可能です。しかし、新規作成で作り直すとこれまでに有料購入したアプリや課金していた履歴などは全て抹消されます。また、アカウントにひもづいていたメールや各データもアクセスできなくなるリスクがあります。

 

LINEやSNSのアプリ移行準備

auショップやau取扱店ではLINEやSNSやゲームデータ等、auが提供していないアプリのデータ引継ぎは全てユーザー自身で行うように定められています。

以前、ショップ店員さんが来店した顧客のSNSアカウントを盗みとって悪用したという事件が報道されました。ユーザー自身も、「全て店員さん任せ」にしていると個人情報を晒すことと同等のリスクがありますので、各アプリのアカウントは店員さん任せにせず自己責任できちんと管理しておきましょう。

ただし、それでも「全然わからないから、全て移行して欲しい」というユーザーもいるかもしれません。しかし今では、各アプリもアカウントやパスワード等は個人情報と同等の扱いとなる為、auショップの店員さんも移行することは基本的に行っておりません。

一部の店舗では有料でアプリ移行をサポートしているところもありますが、私はおススメできません。「お金を払ってまで個人情報を晒すのは非常にリスク」だと考えるからです。

「アプリの引継ぎはご自身でお願いします。」という店員さんの対応が冷たくあしらわれるように感じますが、これはユーザーの情報を守るために配慮した時代の流れなのです。

LINEやSNSやゲームアプリのアカウントを忘れそうな場合は、誰にも目のつかない場所にこっそりメモして保管しておきましょう。

LINEの移行方法についてはLINE公式ブログの「LINEアカウントを引き継ぐ方法」をご確認下さい。また、Facebookの移行に関しては「Facebookヘルプセンター」からご確認ください。

その他SNSアプリやゲームアプリの移行方法は、各アプリの提供元のサイトを参考にしながら移行してください。

 

電話帳や写真などのデータ移行の準備

auでは「データお預かりアプリ・auバックアップアプリ・au Cloudアプリ」などを利用して、アドレス帳・写真・動画の移行が可能です。

大切な連絡先や写真・動画は消えてしまうと非常に困ります。万が一消失してしまった場合、データは元に戻すことが出来ません。

確実に移行する為にも、au公式サイトの「データ移行・バックアップについて」をご確認ください。

 

キャッシュレスの移行準備

au PAYなどのキャッシュレスサービスは基本的にアカウントと2段階認証によって認識されています。au PAYは固有のau IDを用いて移行しましょう。

おさいふケータイの移行に関しては「こちらから」ご確認ください。

キャッシュレスやおさいふケータイの移行は利用者自身のお金に関わる事項です。万が一、トラブルが発生しても自己責任となる可能性が高いので、アカウントや認証設定は慎重に確実に実施しておきましょう。

 

機種変更の手続きの名義と必要書類の確認

機種変更する前に必ず契約名義を確認しておきましょう。

契約名義はau IDで簡単に確認が出来ます。自分自身の名義であれば大きな問題はありませんが、他の家族名義だった場合は要注意です。

例えば、「家族の名義で購入して自分が利用している場合」は契約名義人の免許証や保険証などの本人確認書類に加えて委任状などが必要となる為、書類の準備が必要です。

契約名義と機種変更時の必要書類を確認したい場合、auのお客様サポートへ直接電話するか、LINEなどのチャット方式でauのプロスタッフに確認をとっておいた方が良いです。

直接auに問い合わせたら、登録されている顧客情報をもとに確実に案内してもらえる為、必要書類案内の行き違いリスクが皆無だからです。

関連記事:「LINE公式アカウント「auサポート」でauへLINEメッセージで問い合わせが可能に/他社ユーザーも利用可能!

 

My auで事前に利用状況の確認

My auはauのWEB窓口です。WEB上で自身の名義確認や、契約情報、利用料金、データ利用量、請求金額、契約オプションなど契約にまつわる全ての内容を確認することが出来ます。

My auにログインして利用する為には「au ID」が必要です。au IDは固有のアドレス/パスワードで認証するものです。

普段利用する際は、料金やデータ量の確認程度でしか利用することは無いかもしれません。滅多に利用する機会がないので忘れてしまっているケースもあります。

auオンラインショップで手続きを行う場合や、契約内容を事前に確認する場合、au ID(アドレス・パスワード)は必ず必要です。事前に確認しておきましょう。

金額負担を抑えるならauオンラインショップ

auでスマホの機種変更準備を進める上で意識しておきたい点がauオンラインショップの活用です。なぜなら、auオンラインショップだと頭金不要で自分にぴったりのスマホへ機種変更できるからです。auショップで購入する場合は、オンライン価格に頭金が上乗せされて販売されている為、それだけでも数千円~10,000円ほど価格の差が生じます。

また、スマホの購入価格を参考にするのにも非常に効果が高いです。さらに、在庫確認もタイムリーで行える為、非常に便利です。

つまり、価値と価格を比較してさらに価格のメリットを後押しする手段のひとつがauオンラインショップで購入することです。

もちろん、auショップでは不明点をわかりやすく説明してくれる対面販売の特性や店舗独自のキャンペーンなどのメリットもあります。

オンラインで購入すべきか、店頭で購入すべきかは本記事のテーマである「価値」と「価格」のバランスを考慮して判断しましょう。

auで機種変更する前に準備しておくメリットまとめ

auで機種変更する前に事前準備しておくことで生み出されるメリットをまとめます。

  • 自分自身がどのようなニーズがあるか考える余裕がある
  • 自分のニーズにマッチした満足度の高いスマホを見つけることができる
  • 料金プランやキャンペーンの見落としがなく、損する可能性が少ない
  • 落ち着いてデータ・アプリを移行できる

万が一、スマホ端末本体が故障してなくなく機種変更せざるを得ない状況になったとしても、今回まとめた事前準備は行っておく方が良いです。

機種変更したら、それから数年間は同じ端末を利用することが前提なので長いお付き合いになります。機種選定やデータ移行や契約前の準備は入念に行っておきましょう。

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