今や外出時にマスクをするのが当たり前となり、ましてや寒くなるとインフルエンザの脅威もやってきます。
もはや外でマスクをしていない人を見かける方が少ないくらいです。
一刻も早く、マスクをしなくても安全に過ごせる日常を取り戻したい。。
そんな大変な状況下において新しいスマホの購入を検討する際は、指でセキュリティロックを解除できるもの、つまり指紋認証対応スマホを選ぶことをおすすめします。
なぜなら、指紋認証に対応していないスマホだと顔認証やPINコードなどでロック解除しなければならず、スマホを開くたびに何度も何度も同じ操作を行うのが不便だったり、他人からパスコードを覗き込まれる危険性や、何よりマスクを外して認証しなければならないため、不便な上に外出先でのリスクが多すぎるからです。
一方、指紋認証対応のスマホやiPhoneだとマスクをしたままでもかんたんにロック解除できるため、セキュリティ上の安全と感染防止につながります。
中には寒い時期に手袋をしたままの指紋認証が不便ではないか?と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、ウィルスに感染してしまう怖さと一時的な寒さを比較すれば、まだ寒さを我慢した方が私は安全だと考えます。
あるいは状況に応じて、スマホ対応てぶくろをはめたままPINコードで解除しても良いと思います。
本記事では、指紋認証対応のau最新スマホ・iPhoneをまとめてご紹介します。
マスクをしていると指紋認証が手放せない
私が実際にそう感じるのですが、コロナ禍において指紋認証対応スマホはもはや手放せません。
毎日のスマホのロック解除時はもちろん、キャッシュレス決済する際の本人認証時なんかは特にそう感じます。
例えば、もし「顔認証だけに対応したスマホ」を使っていたとして、日用品の買い出しで近所のスーパーに出かけた際にキャッシュレス決済を使おうとすると、後ろに並ぶほかのお客さんやレジ担当スタッフの前でマスクを外して本人認証操作をしなければなりません。
かといって、キャッシュレス利用時に本人認証を設定しておかないのも怖いです。
ですが、指紋認証対応スマホならマスクをしたまま安全に本人認証が行えます。
もちろん、スマホ選びは指紋認証に対応しているかどうかがすべてではありません。製品のスペックや機能、特徴や魅力などのバランスを見て購入したほうが良いのですが、個人的には「指紋認証に対応しているか?」というのが欠かせないポイントのひとつとなっています。
指紋認証対応iPhone
iPhone SE(第2世代)
iPhone SE(第2世代)は本体の下に配置された物理ボタン「Touch ID」で指紋認証できます。
画面ロックの解除はもちろん、au PAYをはじめとするキャッシュレスの認証、App Storeでアプリやコンテンツを入手するときなど、あらゆる場面において指ひとつで認証できます。
最近登場したiPhone 12シリーズはすべて顔認証「Face ID」だけしか対応していないため、感染予防効果が期待できることから、改めてiPhone SE(第2世代)のTouch IDが注目を集めています。
関連記事:「私がiPhone SE(第2世代)を2ヶ月使ってみて良かった点と不便な点をレビュー!」
指紋認証対応Androidスマホ
Google Pixel 5
2020年10月15日に発売されたGoogle Pixel 5は、本体背面上部のくぼみに指紋認証センサーが搭載されています。
片手で本体を握った状態で人差し指や中指をそえるだけで指紋認証できるため、本体を落としてしまう危険性が少ない設計です。
ちなみにGoogle Pixel 5は、指紋認証センサーのみの搭載で顔認証は非搭載となっています。
関連記事:「auから「Google Pixel 5(グーグルピクセルファイブ)」の発売が決定!/特徴や魅力まとめ」
Xperia 5 II(SOG02)
2020年10月17日(土)に発売されたXperia 5 IIは、本体右側面に電源ボタン一体型指紋認証センサーがついています。
電源ボタンを押せば、画面立ち上げと同時にセキュリティロック解除を解除できるので非常に使い勝手が良いです。
また、”あえて”押しづらい側面に指紋センサーがあるため、誤操作を防げます。
ちなみにXperia 5 IIも、指紋認証センサーのみの搭載で顔認証は非搭載となっています。
関連記事:「auのXperia 5 II(エクスペリアファイブマークツー)SOG02の特徴や魅力まとめ!」
Galaxy Note20 Ultra 5G(SCG06)
2020年10月15日に発売されたGalaxy Note20 Ultra 5Gは、ディスプレイ内蔵型の超音波指紋センサーを搭載しています。
iPhone SEやGoogle Pixel 5などのように物理ボタンが配置されているわけではなく、ディスプレイの一定範囲内に指を添えてロック解除できます。
また、Galaxy Note20 Ultra 5Gは指紋認証に加えて顔認証にも対応していますので、マスクの利用有無にかかわらず好きな認証設定ができます。
関連記事:「auのGalaxy Note20 Ultra 5G(ギャラクシーノート20ウルトラ5G)SCG06の魅力を徹底解説!」
Galaxy Z Fold2 5G(SCG05)
2020年11月4日に発売された横型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold2 5G」は、静電式指紋センサーが本体側面に位置しています。
なお、Galaxy Z Fold2 5Gも指紋認証に加えて顔認証にも対応していますので、マスクの利用有無にかかわらず好きな認証設定ができます。
関連記事:「auのGalaxy Z Fold2 5G(ギャラクシーゼットフォールド2 5G)SCG05の特徴と魅力まとめ」
Galaxy Z Flip 5G(SCG04)
そして2020年11月4日に発売された縦型折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip 5G」も、静電式指紋センサーが本体側面に位置しています。
なお、Galaxy Z Flip 5Gも指紋認証に加えて顔認証にも対応していますので、マスクの利用有無にかかわらず好きな認証設定ができます。
関連記事:「auのGalaxy Z Flip 5G(ギャラクシーゼットフリップファイブジー )SCG04の特徴まとめ」
Galaxy A51 5G(SCG07)
2020年11月7日に発売されたGalaxy A51 5Gは、ディスプレイ内蔵型の指紋認証センサーでロック解除できます。
なお、Galaxy A51 5Gも指紋認証に加えて顔認証にも対応していますので、状況に合わせて好みの生体認証を設定できます。
関連記事:「auのGalaxy A51 5G(ギャラクシーA51 5G)SCG07の特徴や魅力を徹底解説!」
AQUOS zero5G basic DX(SHG02)
AQUOS zero5G basic DXには、画面内指紋認証センサーが内蔵されています。
なお、AQUOS zero5G basic DXも指紋認証に加えて顔認証に対応していますので、状況に合わせて好みの生体認証を設定できます。
関連記事:「auのAQUOS zero5G basic DX(アクオスゼロファイブジーベーシックディーエックス)の特徴や魅力まとめ!」
AQUOS sense5G(SHG03)
2021年春頃発売予定のAQUOS sense5Gは本体下部に位置する物理ボタンで指紋認証できます。
独立した位置にあるので、その分ディスプレイサイズが圧迫されているものの、誤作動を防ぐことができます。
ちなみに、指紋認証に加えて顔認証に対応していますので、状況に合わせて好みの生体認証を設定できます。
関連記事:「auのAQUOS sense5G(アクオスセンスファイブジー)SHG03の特徴や魅力まとめ!」
指紋認証には2タイプ存在する
ひとえに指でロック解除できる「指紋認証に対応したスマホ」といっても、実は画面内指紋認証と物理ボタン型指紋認証の2種類あります。
それぞれ良いところと注意すべきところがあるため、特徴をよく理解して選んでいきたいものです。
画面内指紋認証型スマホの特徴
画面内指紋認証スマホ | |
メリット | デメリット |
・一定範囲内ならどこでも認証可能 ・指の動きが最小限なので端末落下リスクが少ない |
・保護フィルムを貼るとうまく認証されない可能性がある |
対象機種 | |
Galaxy Note20 Ultra 5G、Galaxy A51 5G、AQUOS zero5G basic DXなど |
画面内指紋認証の仕組みは、
- 画面の指紋認証部分から光を出す
- 光の反射で指紋を読み取る
- 登録済の指紋と比較する
以上のステップで指紋を識別しています。そのため、例えば一部の保護フィルムなどを添付した状態だとうまく認識できない場合もあります。
もし、画面内指紋認証対応のスマホに「保護フィルム」を貼って利用する場合は、メーカー実機検証済みのフィルムを購入し、保護フィルム添付後に指紋登録を行うようにしましょう。
物理ボタン指紋認証型スマホの特徴
物理ボタン指紋認証スマホ | |
メリット | デメリット |
・ディスプレイと別箇所にあるため誤操作が少ない | ・設計の構造上、ディスプレイサイズが狭くなっているものもある |
対象機種 | |
iPhone SE(第2世代)、Google Pixel 5、Xperia 5 II、Galaxy Z Fold2 5G、Galaxy Z Flip 5G、AQUOS sense5Gなど |
個人的には画面内指紋認証よりも、物理ボタンとして設計された指紋認証センサーのほうがおすすめです。
なぜなら、ごっついガラスフィルムを貼ったとしても指紋認証の精度になんら影響がありませんからね。
指紋認証でセキュリティを保護しつつ、かつ保護フィルムでハード面も守りたいという「守り重視志向」の方は、迷わず物理ボタン指紋認証型スマホの利用をおすすめします。
指紋認証の弱点は「水分」「汚れ」「指のケガ」
さて、ここまで指紋認証スマホの魅力や特徴をつらつらと書き綴ってきましたが、指紋認証にも弱い部分、つまり「弱点」や「天敵」がいます。
それが、水分・汚れ・指のケガの3つです。
例えば、手を洗った後 濡れたままスマホを操作したり、手やスマホ本体の汚れがひどい状態だったり、指先にケガをしてしまった場合は、指紋認証の精度が格段に悪くなる、というよりほぼ認証できません。
指紋認証を利用する以上、これらの弱点はしっかり理解して使いたいものです。
もしも「指紋認証だけだと少し不安・不便かな」という場合は、指紋認証+顔認証にも対応した優れものを選ぶと良いと思います。
普段の生活シーンや利用環境を考えながらベストな1台を選んでいきたいものです。
関連記事:「【最新版】auおすすめ最新スマホ機種変更人気ランキング!」