2020年2月28日に発売されたGalaxy Z Flip(SCV47)の上位モデル「Galaxy Z Flip 5G(ギャラクシーゼットフリップファイブジー )SCG04」が、2020年11月4日にauより発売されます。
Galaxy Z Flip 5Gは新たに5Gに対応し、Wi-Fi性能、CPU性能において前作よりワンランクグレードアップしています。
また、折りたたむ角度を固定することでカメラやビデオ通話利用時において、これまでに無い使い勝手が体験できるのも面白いところです。
本記事では、Galaxy Z Flip 5G(SCG04)の特徴や詳細なスペックをご紹介します。
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Galaxy Z Flipがついに5Gに対応!
折りたたみ式縦型スマホのGalaxy Z Flip 5Gは、いよいよ5G対応となりました。
ちなみに、5Gはsub6のみ対応で、受信時最大3.4Gbps/送信時最大183Mbpsの通信速度と公表しています。5G対応によって通信速度が飛躍的に向上した点こそ、前作Galaxy Z Flip(SCV47)から大きく進化した特徴です。
また、Wi-Fi性能において前作はIEEE802.11a/b/g/n/acでしたが、今作ではWi-Fi6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)に向上しており、地味なところですが嬉しいポイントです。
Galaxy Z Flip 5Gのデザイン
すでにご存知の方が多いとは思いますが、Galaxy Z Flip 5Gのデザインについて確認します。
今回のGalaxy Z Flip 5Gはミスティックブロンズ1色のみの提供です。同時期に発売されるGalaxy Z Fold2 5G(SCG05)、Galaxy Note20 Ultra 5G(SCG06)と同じカラバリで登場です。
今年のサムスンはミスティックブロンズゴリ推しですね。でも、ミスティックブロンズは、落ち着いた高級感があるので私は好きですよ。
折りたたんだ時の本体サイズは横74 × 縦87 × 厚さ15.4mm(最厚部17.4mm)なのです。クレジットカードより一回り大きいくらいなので、すっぽりポケットにおさまります。(ちょっと分厚いけど…)
一方、画面を開いた時の本体サイズは横74 × 縦167 × 厚さ6.9mm(最厚部7.2mm)です。カチッと開くとガラケーを彷彿させる縦長なワイドディスプレイが登場します。
画面の上半分と下半分でタスクを分けて利用できるのがGalaxy Z Flip 5Gの醍醐味です。
Galaxy Z Flip 5Gのディスプレイには折りたためる極薄ガラス”Folding Glass”を採用し、滑らかなフラットスクリーンで壮大な景色を楽しめます。
ヒンジ部は「蓮の花」からインスピレーションを受けて生み出されたらしく、最適な折りたたみの動きを可能にするため精密に連結されています。
また、折りたたみの角度を自分で調整することも可能となっていますので、例えば、カメラ撮影時に机の上に本体を置いたままベストな角度で固定する、といった使い方もできます。
Galaxy Z Flip 5Gのカメラ
次に、Galaxy Z Flip 5Gのカメラ性能について確認します。
メインカメラには約1,200万画素(画角78°)の広角カメラ、約1,200万画素(画角123°)の超広角カメラの2眼レンズ仕様です。
また、インカメラは約1,000万画素(画角80°)を搭載しており、メインカメラに引けを取らない性能です。
最新のGalaxy SシリーズやNoteシリーズ、Aシリーズなどと比較すると性能面は劣りますが、その代わりに折りたたみスマホならではの”新しい撮影体験“が特徴的です。
先述した通り、本体を任意の角度に固定してカメラ撮影やビデオ通話に活用できたり、または撮影ボタンを2度押しして約1.1インチのカバー(サブ)ディスプレイで映り具合を確認しながら端末を折り曲げたままセルフィー撮影したりといった使い方ができます。
つまり、セルフィー(自撮り)を頻繁に活用する方にとっては非常に使い勝手の良いスマホです。
Galaxy Z Flip 5Gのパフォーマンス
Galaxy Z Flip 5GのCPUには、Snapdragon™ 865 Plus 5G Mobile Platform (3.0GHz/1+2.4GHz/3+1.8GHz/4)、現時点で最高性能のチップセットが搭載されています。
なお、メモリはRAM 8GB、ROM 256GBを搭載しています。
さすがはGalaxy。処理能力の追求には余念が無いです。
ただし、Galaxy Z Flip 5Gは前作同様、外部メモリには非対応です。大切な思い出の写真や消えてしまうと困るデータについては、クラウドやパソコンにバックアップを取りながら使っていきたいところです。
Galaxy Z Flip 5Gのバッテリー
Galaxy Z Flip 5Gは端末上部と下部のそれぞれにバッテリーを内蔵し、合計で3300mAhを搭載しています。
これに加えて、電池残量をコントロールするインテリジェンス機能を備えることで、一日中開いたり閉じたりを可能にします。とサムスンは公表しています。
まぁ、実際の電池持ちは利用環境や頻度によって大きく左右されるため、ここは「標準程度の電池持ち」というくらいで意識しておいたほうがよさそうです。
Galaxy Z Flip 5Gのスペックまとめ
それでは、Galaxy Z Flip 5Gのスペックを一挙にまとめます。
製品名 | Galaxy Z Flip 5G(ギャラクシー ゼット フリップ ファイブジー) | |
型番 | SCG04(エスシージーゼロヨン) | |
メーカー | SAMSUNG | |
発売日 | 2020年11月4日 | |
auオンラインショップ価格 | 185,835円(かえトクプログラム適用時:111,435円) | |
カラー | ミスティックブロンズ 1色 | |
サイズ | 開いた状態:約W74×H167×D6.9mm(最厚部7.2mm) 閉じた状態:約W74×H 87×D15.4mm(最厚部17.4mm) |
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重量 | 約183g | |
メインディスプレイ | 約6.7インチ、FHD+ Dynamic AMOLED(2636×1080)、425ppi | |
カバーディスプレイ | 約1.1インチ、Super AMOLED(300×112) | |
バッテリー容量 | 3,300mAh | |
OS | Android™ 10 | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 865 Plus 5G Mobile Platform 3.0GHz/1+2.4GHz/3+1.8GHz/4 | |
メモリ | RAM 8GB/ROM 256GB | |
外部メモリ | 非対応 | |
通信規格 | 5G(sub6)/4G LTE/WiMAX 2+ | |
最大通信速度 | 受信時3.4Gbps/送信時183Mbps | |
アウトカメラ |
広角カメラ | 約1,200万画素、画角78° |
超広角カメラ | 約1,200万画素、画角123° | |
インカメラ |
約1,000万画素、画角80° | |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax) | |
Bluetooth® | Ver.5.0 | |
防水/防塵 | 非対応 | |
おさいふケータイ | 非対応 | |
フルセグ/ワンセグ | 非対応 | |
生体認証 | 指紋/顔 | |
同梱品 | 保護フィルム(試供品)貼付済み、AKGチューニングマイク付き高音質イヤホン(USB Type-C)(試供品)、SIM取り出し用ピン(試供品)、USB Type-Cケーブル(試供品) |
CPUや内蔵メモリなどパフォーマンス面においては申し分ないのですが、安心して使うために欠かせない防水・防塵性能、外部メモリは非対応となっており、加えておさいふケータイも非対応なのが少し残念です。
これはGalaxy Z Fold2 5G(SCG05)にも同じことが言えるのですが、2画面スマホの製造コストは高く、さらに耐久性を持たせる技術が難しいがゆえに、こうした細かい機能面が割愛されているのかもしれません。
Galaxy Z Flip 5G購入時は少しでも安くauオンラインショップで購入したい
Galaxy Z Flip 5Gを本気で購入しようと考えるとき、ネックになるのが「価格」ではないでしょうか。
折り畳み端末として面白い特徴や魅力を備えているものの、やはり技術の難しさゆえか一般的なハイエンドスマホよりも高価格帯となっています。
少しでもGalaxy Z Flip 5Gを安く購入するなら、やはりauオンラインショップの活用が欠かせません。
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