ニュースを見た瞬間、私は画面に食いつきました。
Google Pixelシリーズといえば、過去にドコモやソフトバンクが取り扱うことはあったものの、auで日の目を見ることはありませんでした。
しかしこの度、Googleの5G対応モデル「Google Pixel 5(グーグルピクセルファイブ)」が、2020年10月15日から全国のau(店頭およびauオンラインショップ)で一斉販売されることが決定しました。
auでの取扱はシリーズ初ということもあり、今、興奮気味に記事を書いています。
本記事では、auでシリーズ初登場の「Google Pixel 5」の特徴やスペック、魅力を解説します!
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Google Pixel 5のデザイン
Google Pixel 5のカラーバリエーションは、新色のソータセージ(緑)と、オーソドックスなジャストブラック(黒)の2色展開です。
背面ボディは少しザラついているので、手に持った時のグリップ力が高くなりそうです。
画面と筐体のフチ(ベゼル)が”ほぼ”ない全画面ディスプレイとなっており、インカメラは前面ディスプレイ左上にパンチホールデザインで配置されています。
背面上部にはお決まりの指紋センサーが上部中央に配置されています。「G」のロゴがつやつやしているのがGoogle Pixel 5の特徴です。
側面には電源ボタンと音量ボタンしか配置されていません。他社Android製品のようなGoogleアシスタント専用の物理ボタンは非搭載です。
Google Pixel 5のディスプレイ
Google Pixel 5のディスプレイには、約6.0インチのフレキシブルOLEDディスプレイ(有機EL)が採用されています。
Pixelシリーズの従来機と比較すると、ディスプレイ上部のベゼル(画面と筐体のフチ)が極限まで狭められています。本体サイズはあまり変わらないものの、ディスプレイがさらに広くなりました。
ちなみに、ディスプレイのリフレッシュレートは最大90Hz。利用するアプリやコンテンツに応じて、快適な視聴環境と電池使用量の最適化を自動で調整してくれます。
解像度はFHD+(1080 x 2340)、コントラスト比 は1,000,000:1でさらにHDRもサポートしているため、印象としては高画質テレビを観ているような感覚に近いかもしれません。
Google Pixel 5のカメラ
Google Pixel 5のアウトカメラには、約1,220万画素数のメインカメラと、約1600万画素の超広角カメラの合計2眼カメラが搭載されています。一方、インカメラは約800万画素です。
ハード面はそこそこなのですが、ソフトウェア面の技術が他メーカーのスマホと比べても格段にスゴイです。
Google Pixel 5は従来のPixelシリーズと同じく、星空撮影、超解像ズームや夜景モード、複数の写真からベストな瞬間を選ぶトップショットなどが利用できます。
今回はさらに露出補正やHDR機能などの写真合成技術が進化しており、新機能としてポートレートとナイトモードを組み合わせた機能、被写体の光の当たり具合を補正してくれるポートレートライト機能、映画のワンシーンのようなカットを撮影できるシネマティック撮影機能が追加されました。
以下、それぞれの機能を細かく解説します。
ポートレート × ナイトモード
Google Pixel 5には、「ポートレート」と「ナイトモード」を組み合わせた新しいカメラ機能が搭載されています。
これまでのスマホでは、薄暗い場所でポートレート撮影すると、暗いままの仕上がりになってしまうか、そもそもポートレート機能が利用できないことがほとんどでした。
しかしGoogle Pixel 5のカメラでは、薄暗い場所でも被写体にピントを合わせて背景をぼかしつつ、色合い補正の効いた写真をかんたんに撮影することができるようになります。
例えば、薄暗いところでバーベキューを楽しんでいるときに手前に位置する食べ物へフォーカスしてポートレート撮影しても、見違えるほど発色の良い写真が撮影できます。
人物はもちろんのこと、それ以外の被写体にも対応しているようです。
ポートレートライト
新機能の「ポートレートライト」は、ポートレートモードで光の当たり具合を補正できる機能です。例えるなら、照明係さんがいつも同行しているようなイメージでしょうか。
この機能によって、逆光や太陽光が強く被写体の顔が暗くなってしまうような場面で、光の当たり具合を調節できます。
さらに、ポートレートライトはGoogleフォトの編集機能にも導入されるらしく、昔撮った写真を調整することもできるようです。
シネマティック撮影
YouTubeやSNSで動画発信が活発になっている背景もあり、Google Pixel 5ではドラマチックな動画撮影ができる「シネマティック撮影」に対応しました。
実際の速度の半分までスローにした動画を撮影でき、映画のワンシーンのようなドラマチックな効果を演出できるようです。
ちなみにグーグルはこの機能を開発するにあたり、ハリウッド映画監督から撮影手法を学びながらつくったんだとか。
シネマティック撮影で実際に撮られた映像がこちらです。
Google Pixel 5のバッテリー
Google Pixel 5は4,080mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
これだけでも十分パワフルなのですが、さらに、新機能として「スーパーバッテリーセーバー」が搭載されます。
「スーパーバッテリーセーバー」は常時起動をONにしたいアプリを自分で選び、それ以外のアプリを全て一時停止することでバッテリー負荷を最小限に抑えることができる機能です。うまく活用すれば、Pixel 5の駆動時間を最大48時間まで延長できるそうです。
また、もし電池残量が少なくなっても18W急速充電器に対応しているため、短時間ですぐにフル充電できます。
さらにワイヤレス充電にも対応したり、Google Pixel 5から他のQi充電対応デバイスへ充電を分ける「おすそわけ充電」のような機能も搭載されています。
「Hold for Me」で作業効率アップ
新型ウィルスによって世界中の人々が「新しい日常」を送る中、自治体や企業への電話問い合わせが増えているようです。
私自身もauサポートセンターへ電話で問い合わせることがよくありますが、そうそうすぐには繋がらず、かといって放置するわけにもいかずに多くの時間を割いてしまっています。
Googleはこの状況に応えるかのように「Hold for Me」という画期的な電話機能を新たに開発しました。
「Hold for Me」は、たとえば企業のコールセンターへユーザーが電話をかけた際、オペレーターへ電話が繋がるまでの保留中にユーザーの代わりにGoogleアシスタントが待っていてくれて、オペレーターへ電話がつながったときに通話モードへ切り替えてくれる機能です。
通常、接続先の電話が混み合っているときは延々と保留音を聞かされるハメになりますが、「Hold for Me」機能を利用すれば、保留から切り替わって電話口に人が出るまでの時間を有効活用できるわけです。
待っている間に好きな音楽を聴きながら別の作業をしたり、好きな動画を見てリラックスしながら待機できそうです。
この「Hold for Me」機能は、まずはGoogle Pixel 5のみで利用可能となり、近日中に予定されているアップデート「Pixel feature drop」のリリース以降、旧世代のPixelシリーズにも順次搭載されるようです。
最新Android 11を搭載し3年間のアップデート保証
Google Pixel 5は、最新のAndroid 11を搭載した状態で出荷されますが、販売開始されてから最低3年間はOSアップデートとセキュリティアップデートが保証されます。
最新のAndroid OSが登場するたびに一足先に新OSが体験できるのも、Google Pixel 5の魅力といえます。
プリインストールアプリが少ないピュアAndroidの魅力
一般的なAndroidスマホには、OS提供者の「Google」、端末を製造する「メーカー」、そして通信キャリア「au」の3社が提供するアプリがプリインストールされています。
プリインストールされているアプリの中には不要と感じるものもあります。それらを削除する手間や、もしも削除できない場合はメモリが圧迫されてしまうことに悩まされてしまった経験をお持ちの方は多いと思います。
Google Pixel 5は、Google謹製スマホとあって「au」や「端末メーカー」が提供するアプリはインストールされておらず、「Google」が提供している必要最低限の機能しかプリインストールされていません。
必要最低限のものしか入っていないため、不要アプリをカスタマイズする手間が必要なく、端末のパフォーマンスを無駄なくフルで発揮できるのも大きな魅力のひとつです。
Google Pixel 5のスペックまとめ
Google Pixel 5のスペックをまとめます。
製品名 | Google Pixel 5(グーグル ピクセル ファイブ) | |
メーカー | ||
発売日 | 2020年10月15日(木) | |
オンラインショップ価格 | 税込79,935円(かえトクプログラム適用時:実質43,815円) | |
カラー | ソータセージ・ジャストブラック 2色 | |
サイズ | およそ横70.4 × 縦144.7 × 厚さ8.0mm | |
重量 | 約151g | |
ディスプレイ | 6.0インチのフレキシブルOLEDディスプレイ(解像度2,340×1,080(FHD+))、リフレッシュレート最大90Hz | |
バッテリー容量 | 4,080mAh | |
OS | Android™ 11 | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 765G 2.4GHz/1+2.2GHz/1+1.8GHz/6 | |
メモリ | RAM 8GB/ROM 128GB | |
外部メモリ | 非対応 | |
通信規格 | 5G(sub6)/4GLTE/WiMAX 2+ | |
最大通信速度 | 受信時2.1Gbps/送信時183Mbps | |
アウトカメラ |
メインカメラ | 約1,220万画素、F値 1.7、視野角77°、光学式および電子式手ぶれ補正機能搭載 |
超広角カメラ | 約1,600万画素、F値 2.2、視野角107° | |
カメラ機能 | 夜景モード、トップショット、ポートレートモード、超解像ズーム、モーションオートフォーカス、Live HDR+、よく撮影する人、デュアル露出補正、シネマティック撮影、ウルトラワイドレンズ、ポートレートライト | |
インカメラ | 約800万画素 | |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth® | Ver.5.0 | |
防水/防塵 | IPX8/IP6X | |
おさいふケータイ | 対応 | |
フルセグ/ワンセグ | 非対応 | |
生体認証 | 指紋認証 |
端末スペックを数値で見てみると、「まぁ、一般的なミドルハイモデルだな」という印象です。ただ、Google Pixel 5の真の魅力は「ソフトウェア技術」にあります。
先述したカメラの補正技術しかり、新たな通話機能「Hold for Me」や「スーパーバッテリーセーバー」などに、数値スペックでは表すことができない独特の価値・魅力を感じています。
Google Pixel 5の早期購入キャンペーンでau PAY残高5,000円相当還元
Google Pixel 5を発売日〜2020年11月30日までの期間に購入し、さらに専用サイトで応募すると、対象者全員にもれなくau PAY残高5,000円相当を還元する早期購入キャンペーンが提供されています。
キャンペーンの概要は以下の通りです。
Google Pixel 5 購入キャンペーン | |
キャンペーン概要 | キャンペーン期間中に、au(店頭及びオンラインショップ)にて Google Pixel 5 を購入し、期間中に専用サイトで応募すると、 au PAY 残高5,000円(不課税)相当を対象者全員にプレゼント! |
購入対象期間 | 2020年10月15日(木) 0:00 ~ 2020年11月30日(月) 23:59まで |
応募対象期間 | 2020年12月15日(火) 23:59まで |
キャンペーン実施購入先 | au店頭、auオンラインショップ |
応募方法 | 応募サイトにて、(1)メールアドレス、(2)購入した Google Pixel 5 の 端末IMEI 番号を入力し、(3)au購入時の契約書類から名前や住所、利用端末の名称( Google Pixel 5 )が記載された書類の写真をアップロードして応募。 ※購入時の書類を破棄してしまった場合は、My au→ご契約情報の確認・変更→お手続きの履歴確認→名前・住所・利用端末の名称( Google Pixel 5 )が記載されたページのスクリーンショットを撮影後アップロードしてもOK。 |
特典付与時期 | 2020年12月下旬以降(予定) |
※キャンペーンの内容は予告なく変更となる可能性がありますので、最新情報もご確認ください。
→Google Pixel 5 購入キャンペーンの詳細はこちら
Google Pixel 5の購入はauオンラインショップを活用したい
Google Pixel 5をオトクに購入するにはauオンラインショップの活用を忘れてはいけません。
auオンラインショップは全機種頭金不要で購入でき、本体購入時の送料が無料で、さらに待ち時間なくWeb上で手続きを完結できる点において店頭購入よりも魅力が多いです。
Google Pixel 5を購入する際は、頭金不要で24時間いつでも手続きできる点において圧倒的に有利なauオンラインショップを確実に利用しましょう。