auの2021年春夏モデルは、現時点で4メーカー(シャープ・サムスン・京セラ・ソニー・OPPO)から合計10機種(限定モデル含め)発売されることが決まっています。
これらの新機種に共通している点は、全て5Gスマホであること。
加えて、購入しやすい「エントリーモデル」と高価格帯の「フラグシップモデル」に2分化しています。
本記事ではau2021年春夏モデルの発売日や価格、機種別の特徴をまとめてご紹介します。
au新機種2021年春夏モデルの発売日と価格
まずは、au2021年春夏モデルの発売日と販売価格(税込)をまとめます。
モデル | 発売日 | auオンライン価格 (税込) |
AQUOS sense5G | 2021年2月10日 | 39,890円 |
Galaxy A32 5G | 2021年2月25日 | 31,190円 |
TORQUE 5G | 2021年3月26日 | 88,885円 |
Galaxy S21 5G | 2021年4月22日 | 118,540円 |
Galaxy S21+ 5G | 2021年4月22日 | 138,730円 |
TORQUE 5G Coleman LIMITED |
2021年4月下旬以降 | 88,885円? |
OPPO A54 5G | 2021年5月下旬以降 | 未定 |
Xperia 1 III | 2021年6月中旬以降 | 未定 |
Xperia 10 III | 2021年6月中旬以降 | 未定 |
OPPO Find X3 Pro | 2021年6月下旬以降 | 未定 |
2021年春夏モデルは、発表会などで一気に公開されているわけではなく、こまめに新機種が追加発表されている途中です。
今年の傾向としては、「コスパが良いエントリーモデルの拡充」と「ハイスペックモデルをもっとお得に購入できる価格帯へ」といったところでしょうか。
AQUOS sense5G(SHG03)
au2021年春夏モデルとして、いち早く登場したのがシャープのAQUOS sense5Gです。
発売日は2021年2月10日。
実は2020年9月の秋冬モデル発表会で、すでにAQUOS sense5Gの発売は決まっていました。発売日からみるに「2021年春モデル」と位置付けられるため本記事でもご紹介します。
AQUOS sense5G(SHG03)の特徴は以下のとおりです。
- AQUOS senseシリーズとして初めて5Gに対応
- 4,570mAhの大容量バッテリーと約5.8インチIGZO液晶ディスプレイの省エネ性能により、およそ1週間の電池持ちを実現
- Googleの最新OS Android 11に対応。
- 高性能CPU Snapdragon 690 5GとUFSストレージ(2.1)を搭載し、CPU性能とストレージ読み込み速度がAQUOS sense3より2.4倍向上
- 最大1200万画素の3眼カメラを搭載し、AIがシーンや被写体に応じて最適な撮影モードを自動で選択
- 望遠カメラが新たに追加
- テザリングオートや動画視聴時に画面を上下2段に分割表示する機能など、5Gの高速・大容量通信を活かす新機能を搭載
- 指紋センサーを数秒押し続けることで決済アプリを起動できるPayトリガーを搭載
- 「スクロールオート」「ClipNow」「かんたんモード」など、使い勝手の良い独自操作機能も充実
- 防水・防塵、おさいふケータイ、指紋認証・顔認証などの基本機能もすべて継承
AQUOS senseシリーズといえば「手頃な価格帯」「充実した機能」が魅力ですが、今回のAQUOS sense5Gではこれらに加えて「レスポンス」「電池持ち」「使いやすさ」の3点に磨きをかけています。
価格は税込39,890円(auオンライン価格)、国内メーカーでコスパ最強の5Gスマホです。
関連記事:「auのAQUOS sense5G(アクオスセンス5G)SHG03の特徴や魅力まとめ!」
Galaxy A32 5G(SCG08)
手頃な価格で買いやすいエントリーモデル「Galaxy A32 5G」は、2021年2月25日より発売です。
Galaxy A32 5Gの特徴をまとめます。
- au限定販売
- 5G対応のエントリーモデル
- 5,000mAhの大容量バッテリー内臓
- 15Wの急速充電に対応
- 6.5インチのHD+ディスプレイ
- 最大4800万画素対応の4眼アウトカメラ
- 最大1300万画素対応の高画質インカメラ
- Googleの最新OS Android 11に対応。
- CPUにMediaTek Dimensity 720搭載!軽いゲームなら快適プレイ可能
- メモリはRAM4GB・ROM64GB搭載
- 外部ストレージ(micro SDXC)最大1TBまで対応
- カラーはオーサムホワイト、オーサムブルー、オーサムブラックの3色
- 防水・防塵・おさいふケータイ対応
- 指紋&顔認証対応
ざっと特徴を見る限り、画面解像度が低い点が少し気になります。
しかし、「5000mAhの大容量バッテリー」や「最大4800万画素のアウトカメラ」は目を見張るものがあります。
同月発売の「AQUOS sense5G(アクオスセンス5G)」と比較しても、Galaxy A32 5Gのほうが本体価格が安く、画面解像度以外の性能面では同等、またはそれ以上のスペックを誇ります。
なお、販売価格は税込31,190円(auオンライン価格)です。
手頃な価格のスマホで5G移行したいというユーザーに、おすすめの1台です。
関連記事:「auのGalaxy A32 5G(ギャラクシーA32 5G)SCG08の特徴や魅力を解説!」
TORQUE 5G(KYG01)
京セラの高耐久5Gスマホ「TORQUE 5G(トルク5G)」は、2021年3月26日発売です。
TORQUE 5Gの特徴は以下の通りです。
- トルクシリーズ初の5G対応モデル
- 米軍仕様の耐久規格21項目(MIL規格)+京セラ独自試験7項目=合計28項目の試験をクリアした高耐久性能
- あらゆる衝撃や破損リスクを低減するための工夫が施されたボディデザイン
- カラーバリエーションは、イエロー・レッド・ブラックの3色
- 期間限定でTORQUE (R) 5G Coleman LIMITED”カモフラレッド“も提供
- アウトカメラに約2,400万画素のメインカメラ+約1,600万画素のワイドカメラ(超広角)を搭載
- インカメラは約800万画素
- トルクシリーズ初のカメラ機能として「ナイトモード」「パノラマモード」「マルチカメラ」「風切り音低減」などを搭載
- 4,000mAhの大容量バッテリーは着脱可能
- Snapdragon™ 765搭載
- メモリ(RAM)6GB、内部ストレージ(ROM)128GB、外部メモリは最大1TBのmicroSDXC™に対応
- 指紋認証・顔認証に対応
TORQUE 5G最大の魅力は、なんといっても高耐久性ボディです。
例えば、落下面にサンドペーパーを敷いた鋼板に高さ約2.0mから26方向で落下させる試験をクリアしていたり、水深2mの海水(日本沿岸部を想定した海水)で60分間使用しても問題なかったり、端末が汚れても泡ハンドソープでの洗浄や、アルコール除菌シートでの拭き取りも大丈夫だそうです。
アウトドアを愛する方々、過酷な環境で職務を全うする仕事人にとって、TORQUE 5G(トルク 5G)は最高のパートナーと言えます。
関連記事:「auのTORQUE 5G(トルク5G)KYG01/耐久性・スペックまとめ」
Galaxy S21 5G(SCG09)/Galaxy S21+ 5G(SCG10)
サムスンのフラグシップモデル「Galaxy S21 5Gシリーズ」は、2021年4月22日発売です。
以下、Galaxy S21 5G/Galaxy S21+ 5Gの特徴をまとめます。
- 5G対応のフラグシップモデル
- Galaxy S21 5G/Galaxy S21+ 5Gに大きな性能差なし
- ディスプレイ解像度は2400 × 1080(Full HD+)の有機ELディスプレイ
- ディスプレイリフレッシュレートは48〜120Hz(自動調節)
- チップセットはQualcomm® Snapdragon™ 888 5G Mobile Platform搭載
- メモリはROM 256GB/RAM 8GB搭載
- 外部ストレージ(micro SD)非対応
- アウトカメラは約1,200万画素(超広角)/約1,200万画素(広角)/約6,400万画素(望遠)の3眼カメラ搭載
- カメラ機能の「ポートレート撮影」と「シングルテイク」が格段に進化し、「ディレクタービュー」が画期的
- インカメラは約1,000万画素
- Sペン非対応
- 指紋認証・顔認証対応
ざっと特徴を見る限り申し分ないスペックです。さすがはGalaxy。
あえて言うなら「外部ストレージ非対応」「Sペン非対応」という点に少し注意ですが、その他の性能は前作の良い部分を継承しつつ、不要な部分を削ぎ落とした洗練された仕上がりとなっています。
関連記事:「auのGalaxy S21 5GとGalaxy S21+ 5Gの特徴・魅力・キャンペーンまとめ!」
OPPO A54 5G(OPG02)
OPPO(オウガ・ジャパン株式会社)の「OPPO A54 5G」は、2021年5月下旬以降発売予定です。
以下、OPPO A54 5Gの特徴をまとめます。
- au限定発売
- 5G対応のエントリーモデル
- バッテリー容量5000mAh
- 急速充電18W対応
- 6.5インチの大画面ディスプレイ
- 画面解像度FHD+(1080×2280)
- リフレッシュレート最大90Hz対応
(※動画とゲーム利用時は60Hz) - タッチサンプリングレート180Hz
- アウトカメラは最大4800万画素メインカメラ搭載の4眼レンズ
- インカメラは約1600万画素
- 独自OS「ColorOS 11 (Android™ 11ベース)」搭載
- チップセットはSnapdragon 480 5G(8コア)搭載
- メモリはRAM 4GB/ROM 64GB搭載
- 外部メモリ最大256GBのmicroSDXC™対応
- カラーはファンタスティックパープル、シルバーブラックの2色
- 防水/防塵/おさいふケータイ非対応
- 指紋認証&顔認証対応
注意点としては防水/防塵/おさいふケータイに非対応というところでしょうか。水回りでの使用は極力控えたいところです。
とは言え、「5000mAhの大容量バッテリー」や「最大4800万画素のアウトカメラ」という点は、良い意味でエントリーモデルらしからぬ仕上がりです。
本体サイズ・重量・通信速度・販売価格など、まだ不明確な点もありますので今後の続報に期待です。
関連記事:「auのOPPO A54 5G(オッポA54 5G)OPG02の特徴や魅力を解説!」
Xperia 1 Ⅲ(SOG03)
ソニーの「Xperia 1 Ⅲ」は、2021年6月中旬以降発売予定です。
以下、Xperia 1 Ⅲの特徴をまとめます。
- 世界初の120Hz対応HDR対応4K有機ELディスプレイ搭載
- 約6.5インチ(画面比率21:9)のワイドディスプレイ
- 進化した新構造の音響スピーカーにより、最大音圧がXperia 1 II比で約40%向上し、低音性能がアップ
- 3.5mmオーディオジャック搭載
- au版のカラーはフロストブラックとフロストパープルの2色展開
- 超広角レンズ(1220万画素)、広角レンズ(1220万画素)、3D iToFセンサー、望遠レンズ(1220万画素)搭載の4眼カメラ
- 階調、色再現、透明感、立体感、ぼけ味など、被写体の微細な質感までを忠実に再現するZEISSレンズ搭載
- 世界初の可変式望遠レンズ搭載
- プロ仕様のカメラモード「Photography Pro」の【AUTO/P/S/M/MRモード】なら、ファイル保存形式を「RAW」「RAW+JPEG」「JPEG」から選択可能
- 撮りたい被写体をタップするだけで色や模様、被写体との距離などの情報をリアルタイムで高速処理し高精度で追従する「リアルタイムトラッキング」対応
- 今作も瞳AF(リアルタイム瞳AF)も継承
- CPUはQualcomm® Snapdragon™888 5G Mobile Platformを搭載
- RAM 12GB、ROM 256GB、外部メモリ最大1TB microSDXC™対応
- 防水・防塵・おさいふケータイ対応の安心設計
- マスクをしたままでもロック解除できる指紋認証対応(顔認証非対応)
Xperia 1 Ⅲは、世界初となる4K 120Hz対応のHDR対応有機ELディスプレイや、自由な構図を可能にする世界初の可変式望遠レンズ・動く被写体を自動追従してピントを正確に合わせる撮影性能など、あっと驚く世界初の新機能を搭載しています。
また、240Hzの高速タッチ検出と最大120fpsの録画機能に対応し、4,500mAhの大容量バッテリーを搭載しています。ゲームプレイにおいてかなり快適な使い勝手が楽しめそうです。
関連記事:「auのXperia 1 Ⅲ(エクスペリアワンマークスリー)の特徴と魅力を解説!」
Xperia 10 Ⅲ(SOG04)
ソニーの「Xperia 10 Ⅲ」は、2021年6月中旬以降発売予定です。
以下、Xperia 10 Ⅲの特徴をまとめます。
- ソニーミドルレンジスマホ初の5G対応
- カラーはブラック・ホワイト・ブルー・ピンクの4色展開
- 大容量かつ劣化しにくい4,500mAhバッテリー
- 約6.0インチ(解像度2,520×1,080(FHD+))のHDR対応有機ELディスプレイ搭載
- 画面比率 21 : 9 のワイドディスプレイ
- 横幅68mm、重さ約169gの持ちやすい設計
- フロントパネル/バックパネルに高強度のCorning® Gorilla® Glass 6を採用
- ハイレゾ音源の音楽に対応
- 3.5mmオーディオジャックを搭載
- 800万画素の超広角レンズ、1200万画素の広角レンズ、800万画素の望遠レンズの3眼カメラ搭載
- インカメラは800万画素
- チップセットはSnapdragon™ 690 5G Mobile Platform搭載
- メモリはRAM 6GB、ROM 128GB、外部メモリ最大1TB microSDXC™に対応
- 防水性能IPX5/IPX8、防塵性能IP6Xに対応した安心設計
- おさいふケータイにも対応
- 生体認証は本体側面の電源ボタンで指紋認証に対応
Xperia 10 Ⅲは、ソニーのミドルレンジスマホとして初の5G対応モデルとして6月中旬以降に登場します。
最大の特徴は、4500mAhの大容量バッテリーに劣化しにくい充電技術が組み合わさることで、長く快適に使い続けられる点にあります。
Xperia史上最大容量のバッテリーに、バッテリーの負荷を軽減する「いたわり充電」とXperia独自の「充電最適化技術」が合わさることで、3年使っても劣化しにくい長持ちバッテリーを実現するそうです。
利用状況にもよると思いますが、「3年」と数値化して自信を持ってアピールしているあたり、そこそこ期待できるのではないかと感じています。
OPPO Find X3 Pro(OPG03)
OPPO製フラグシップスマホ「OPPO Find X3 Pro(オッポ ファインド エックススリー プロ)」は2021年6月下旬以降発売予定です。
以下、OPPO Find X3 Proの特徴をまとめます。
- au限定発売
- 10億色を表現する6.7インチ有機ELディスプレイ搭載
- カメラの撮影→保存→表示に至るまで10億色で再現する
- アウトカメラは5,000万画素のウルトラワイドレンズ(超広角)+5,000万画素のワイドレンズ(広角)+300万画素のマクロレンズ(接写)+1,300万画素の望遠レンズの合計4眼構成
- 最大倍率60倍のマクロレンズはまるで顕微鏡
- チップセットにSnapdragon 888 5G Mobile Platform搭載
- RAM 12GB(LPDDR5)、ROM 256GB(UFS 3.1)を搭載
- 外部メモリ(SDカード)非対応
- 4500mAhの大容量バッテリー搭載
- 「65W SuperVOOCフラッシュチャージ」を使うと、わずか10分で40%まで充電可能
- 着信音と通知音は映画音楽界の巨匠 ハンス・ジマー氏作曲
今回のOPPO Find X3 Proは10億色の有機ELディスプレイを搭載し、さらに、この優れたディスプレイを活かしてカメラの撮影→保存→表示に至るまで10億色で再現するという革新的な技術を搭載しています。
【目の前に見える世界をありのまま再現する】その言葉通り、これまでのスマホカメラの概念を根底から覆すような全く新しいカメラ体験を提供してくれます。
また、チップセットには現時点で最高クラスのSnapdragon 888、メモリ(RAM)は12GB、ストレージ(ROM)は256GB、さらに最大65Wの急速充電にも対応していることから、長く快適に愛用できる仕上がりです。
関連記事:「auの「OPPO Find X3 Pro(オッポ ファインド エックススリー プロ)」OPG03の魅力とは」
auの新機種購入はauオンラインショップへ
ここまでauの2021年春夏モデルについて解説しましたが、いざ機種変更や新規契約をしよう!とする際はauオンラインショップの活用を忘れてはいけません。
auオンラインショップには、
- “頭金不要”なので販売価格が店頭よりも安い可能性が高い
- 2500円(税抜)以上の商品なら送料無料
- Web完結手続きなのでショップの待ち時間/手続き時間が必要ない
- Pontaポイントが貯まる&使える
- au公式の安心感
このようなメリットがあります。
これまでオンラインショップで購入したことが無いという方も、この機会にオンライン手続きの練習を兼ねてトライしてみてください。
ほんのわずかな手間さえクリアすれば、頭金相当分、ほぼ確実に安くなります。
「少しでもお得に新機種を買いたい!」という方は、利用しない手はありません。
関連記事:「auオンラインショップで手続きする際の注意点、不明点、疑問点を解消する」