KDDIはauひかり申し込み時に一定の基準で「審査」を行っています。
その目的は、不正利用の防止・支払い能力の判定などが主な理由です。
この審査をクリアしなければ、auひかりを申し込みたくても契約できません。
もしかすると、この記事をお読みいただいている方の中にも
- auひかりを申し込んだが審査後にキャンセルされた
- auひかりを申し込みたいが審査に通るか不安
こんな不安や悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
私は審査に通るのだろうか。どのような基準で審査をしているのだろうか。もし、審査に通らなかった場合はどのように対処すれば良いのか。
本記事では、auひかりの審査の仕組み・万が一審査に通らなかった場合の対処法について解説します。
auひかりの契約に審査がある背景
なぜauひかりの契約申し込み時に審査があるのでしょうか。
それは、ユーザーの料金未払い・契約不履行などによる「お金のもらいっぱぐれ」をKDDIが回避したいからです。
例えば、友達にお金を貸したりする場合「支払いできる（返ってくる）見込みが無い相手」には誰もお金を貸しませんよね。
それと同じく、KDDIは支払い能力が無いユーザーの契約を認めていないのです。
ですからKDDIは一定の審査基準をもって、auひかりの契約審査を行っています。
auひかりの審査基準について
auひかりの審査は、KDDIが一定の基準をもとに行っています。
申し込み窓口の代理店、家電量販店、ショップ店頭などでは審査は行われません。
つまり、各窓口で申し込みはできてもKDDIの審査をクリアしなければauひかりが利用できないということです。
では、一体その審査基準は何なのか？
KDDI側は明確にはしていませんが、私が代理店担当者様やKDDI側に直接聞いた話を整理してまとめます。
auで過去に未払い・不履行がないか？
まず一番はじめに確認しておきたいことが「auに関連するサービス」で過去に料金未払いや契約不履行がないか？という点です。
auに関連するサービスとひとくくりにしましたが、具体的にはauの携帯電話、auひかり、au PAYカード（au WALLETカード）などがその例です。
もし、過去に支払っていないものがある場合、そのネガティブ情報はKDDI側に残ったままなので、「この人は未払いの可能性がある」と判断されてauひかりの契約ができなくなってしまう可能性があります。
プロバイダで過去に未払い・不履行がないか？
次に確認しておきたいのが「プロバイダ事業者」で過去に料金未払いや契約不履行がないか？という点です。
auひかりにはSo-netやBIGLOBEなど、多数のプロバイダから選択することができます。
しかし、それらのプロバイダ事業者で過去に未払いが不履行ある場合、同じく「支払い能力がない」という判断からauひかりを申し込むことができないパターンもあるようです。
もし心当たりがあれば良いのですが、例えばプロバイダが提供する”オプション料金“なんかは、プロバイダ利用料とは別請求となっている場合もあるため、ついつい見逃してしまいがちです。
そうした支払い忘れがないかをよく確認し、auひかりを申し込んでいきたいところです。
外部機関への審査はしていないらしい
私が確認したところによると、auひかり申し込みにおいて外部機関の審査は行なっていないということが判明しました。
外部機関とは、例えば「CIC」のような指定信用情報機関のように、クレジットカードやその他の支払い情報を個人別に蓄積している信用機関のことを指します。
ですから、KDDIやプロバイダ以外の事業者に対する料金未払いや契約不履行が過去にあったとしても、auひかりの契約審査には”おそらく”関係ありません。
とは言え、支払いを放置したままだとローンを組んだり、クレジットカードを新規作成したりということができなくなってしまうため、もし心当たりがある場合はクリーンにしておきたいところです。
ドコモやソフトバンクなどの未払いは関係ないらしい
auの携帯電話を新規契約しようとする場合、ドコモやソフトバンクに未納や支払い不履行があると、auの携帯電話を作ることができません。
これは、一般社団法人 電気通信事業者協会が平成11年4月から行なっている「不払者情報の情報交換」が影響しているからだと考えられます。
平たく言えば、「他事業者で未納や契約不履行があった場合は、うちでは契約させません。」ということです。
しかし、私が確認したところによると、どうやらauひかりの新規契約は”それ”とは関係ないようです。
外部機関の審査をしていないのと同じく、「ドコモ」や「ソフトバンク」等の他キャリアと顧客情報共有や繋がりも無い為、そちらでの料金未払いや契約不履行によってKDDI側でauひかりをキャンセルする事はない”らしい”です。
つまり、KDDI自社で展開してい
ですから、例えばauの携帯電話とauひかりを同時に新規申し込みした場合、auひかりの契約はすんなりいったのに、auの携帯電話だけは審査NGで契約できなかった、というケースがあるかもしれません。
auひかりの審査をクリアするための対処法
それでは、もしauひかりの審査に通らなかった場合、または確実に審査をクリアさせるためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
その答えは、「KDDIとプロバイダの未払い料金・契約不履行をすべてクリーンにすること」です。
過去の支払うべきものはきちんと支払いを済ませて、新しい契約をしましょう。
もし心当たりがあれば対象の事業者へ問い合わせて過去の未払金を確認し、速やかに支払いを済ませることをおすすめします。
また、もし心当たりがなくても過去に未払いの”事実”があるとすれば契約はできないため、きちんと支払いを済ませる必要があります。
いずれにせよ、未払いや不履行があるままauひかりを申し込んでも結局キャンセル扱いとなってしまっては時間の無駄なので、ひとまずKDDIやプロバイダ各社へ確認を取り、全ての未払金を完済した上で申し込みを進めていきましょう。
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