2020年5月から、auのポイントサービスが「au WALLET ポイント」からロイヤリティマーケティングが運営するポイントサービス「Pontaポイント」へ変わりました。
Pontaポイントは、au PAYやau PAY カードの決済利用でためたり、たまったPontaポイントはau PAY残高にチャージしたりできます。
これと同時にauひかりの利用料に対して貯まるポイントも「Pontaポイント」へ変わりましたが、果たしてポイントの還元率はどれくらいなのでしょうか?
本記事では、auひかりとPontaポイントの関係性を解説します。
auひかり利用料金で貯まるポイント数について
auひかりは、利用額1,000円(税抜き)につきPontaポイント10ポイントが付与されます。(100円未満は切り捨て)
例えば、auひかりの利用額が5,800円(税抜)なら50ポイント、つまりポイント還元率はおよそ1%です。
毎月の還元率としてはほんのわずかですが、「塵も積もれば山となる」です。
もらえるものはしっかり受け取ってコツコツ貯めていきましょう。
ポイントの付与先について
auひかりの利用料に応じて付与されるPontaポイントは、auひかり契約者のau IDに還元されます。貯まったポイントは「au ID会員サイト」や「My au」などのウェブやアプリにて確認できます。
気をつけたいのは、au IDのアカウントを持っていなければポイントが付与されないということ。
せっかくauひかりの利用料を支払っても、登録を済ませておかなければ還元されません。
すでにauのスマホやケータイを利用していてau IDを持っている場合は、以下のリンク先にて「au携帯電話のau IDでログインし、固定通信サービスを追加登録」をしましょう。
一方、auの携帯電話を利用していない場合は、契約時に送付される書面に記載されている「au IDの初期値」をもとに「au IDの新規登録」が必要です。「au ID 及び 関連サービスに関する大切なお知らせ」または「ご利用開始のご案内」をご確認ください。
ここに記載されている初期IDとパスワードでログインし、手続きを進めていくとau IDの登録が完了します。
万が一、書面が手元にない場合は、KDDIお客さまセンターへご確認ください。
- 電話番号:0077-7078(無料)
- 受付時間:9:00~20:00(年中無休)
au one net以外のプロバイダではPontaポイントが貯まらないので注意!
auひかりのプロバイダは複数の事業者が提供していますが、Pontaポイントの付与対象となるのはKDDIが提供する「au one net」というプロバイダだけです。
逆を言えば、au one net以外のプロバイダでインターネットを契約する場合、auひかりの利用額にはポイントがつかないということです。
ただし、「auひかり電話」と「auひかりテレビ」においてはKDDIが提供するサービスなので、どのプロバイダを利用していてもポイントがつきます。
つまり、Pontaポイントを貯めることを最優先に考えるなら、「au one net」を選択した方が良いかもしれません。
ただ、「それだとau one net以外のプロバイダを選択するメリットが無いのでは?」と思うかもしれませんが、決してそうとも言えません。
au one net以外のプロバイダでは、新規契約時の高額還元などを独自で提供しているため、月々の利点は少ないものの、契約時にまとまった特典を受けられるというメリットがあります。
なお、Pontaポイントはあくまで基本使用料に対して付与されるため、工事費・初期手数料・モデムレンタル料金などはポイント付与対象外となっています。あわせてご注意ください。
auひかりの支払方法はクレジットカード払いが有利
auひかりの支払い方法は「口座振替」「クレジットカード払い」「窓口払い」「KDDIまとめて請求」の4種類から選べます。

結論から言うと、auひかりの支払方法は「クレジットカード払い」、または「KDDIまとめて請求」でまるっとクレジット払いにした方が良いです。
なぜなら、口座支払いだと毎月220円(税込)(※au one net・DTIは無料)、窓口支払いだと毎月440円(税込)の手数料が発生するため、非常にもったいないからです。
auひかり利用額に応じたPontaポイントの還元額よりも、口座振替や窓口支払い手数料のほうが負担が大きいです。
auひかりの支払いは、ぜひクレジットカードで引き落としましょう。
貯まったPontaポイントの使い道

auひかりを利用して貯めたPontaポイントは賢く使っていきたいものです。
これまでのauのポイントといえば、auショップで機種変更する際に利用したり、付属品や故障代金の割引で利用するのが一般的でしたが、最近ではネットショップで利用したり、au PAYの残高に充当したり、利用用途が格段に広がっています。
さらに、2020年5月からPontaポイントへ変わったことで、新たに「Ponta提携各社」でも利用できるようになりました。
一覧でまとめます。
使い方 | 概要 |
Ponta提携会社で利用 | au IDとPontaカード(Ponta会員ID)を連携すると、au PAY加盟店のほか、Ponta提携社でもポイントが利用できるようになります。 |
au PAY残高へチャージ | au PAY残高へチャージすると、「au PAY(コード支払い)」や、「au PAY プリペイドカード(au WALLET プリペイドカード)」で買い物ができます。 (※Pontaポイント100Pからチャージ可能) |
au料金の支払いに充てる | au PAY プリペイドカード(au WALLET プリペイドカード)を持っていれば、au利用料金へPontaポイントを充当し請求額を割引できます。 (※Pontaポイント 3,000Pから利用可能) |
au PAY カード(au WALLET クレジットカード) 請求額に充てる | 「au PAY カード(au WALLET クレジットカード)」の請求予定額にポイントを充てることができます。 |
データチャージに利用する | データ通信量を0.5GBから購入することが出来ます。 |
au PAY マーケットで利用する | Pontaポイントは、KDDIが提供するオンラインショッピングサイト「au PAY マーケット」で利用できます。 |
auショップ/auオンラインショップで利用する | 携帯電話の購入や修理、オプション品購入に使うことが出来ます。 |
au PAY ふるさと納税で利用する | Pontaポイントはau PAY ふるさと納税サイトでポイントのまま利用出来ます。 |
auかんたん決済「通信料金合算支払い」と併せて利用する | ゲームやコンテンツ購入時などの支払い、またはau PAYふるさと納税にて自治体へ寄附する際のお支払方法としてauかんたん決済「通信料金合算支払い」を選択する場合にポイントが利用できます。 |
他社ポイントへの交換 | KDDI関連以外の提携会社ポイントサービスへPontaポイントを変更することもできます。 (※Pontaポイント500Pから交換可能) |
auカブコム証券でポイント投資 | auカブコム証券で取り扱っている投資信託などをポイントで購入することができる |
上記の通り、Pontaポイントの利用用途はたくさんあります。
ご自身にとってメリットが大きい使い道を選んでください。