Xperia 10 II(エクスペリア テン マークツー)は、ブランド力の高いSONYが開発したミドルレンジモデルとして、人気沸騰中です。
5月22日にハイエンドモデルの「Xperia 1 II」が発売された後、2020年6月4日に「Xperia 10 II(エクスペリア テン マークツー)」が発売されたことによって、ハイスペックを求めたい方、またはコスパを求めたい方、どちらのニーズも「Xperiaブランド」で満たせるようになりました。
本記事では、auのXperia 10 II(エクスペリア テン マークツー)の特徴や魅力を解説します!
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Xperia 10 IIのデザインについて
Xperia 10 IIは、約151gの軽量ボディに、横幅約69mmという手のひらサイズの大きさです。
軽くて持ちやすいので、動画やゲームアプリなど、あらゆるコンテンツを長い時間使っていても疲れにくく、快適に楽しめるのが特徴です。
前面/背面パネルには落としても割れにくいCorning® Gorilla®Glass 6、フレームには樹脂素材を採用しており、使いやすさと安心感を提供してくれます。
au版Xperia 10 IIのカラーバリエーションは、柔らかで落ち着いたトーンのブラック、優しい色調が心地よくナチュラルなホワイト、瑞々しい透明感に包まれた軽やかなミント、の計3色が提供されています。
いずれもガラス素材の透明感を生かした明るいカラーリングに仕上がっています。
以下、公式YouTubeでXperia 10 IIの細かいデザインを動画で確認できます。
Xperia 10 IIのディスプレイについて
Xperia 10 IIのディスプレイは、映画とほぼ同じ比率の21:9ワイドディスプレイで、約6.0インチの有機ELパネルが採用されています。
ソニーの画作りのノウハウを生かし、動画視聴時に映像をより鮮やかに表現し、高コントラストで美しく、臨場感ある視聴体験が楽しめます。
しかし、画面全体にはベゼル(黒いフチ)がやや残っており、全画面フルディスプレイではないのが少し残念なところです。
また、縦長のワイドディスプレイなので画面上部まで指が届きにくいという難点があります。
ですが、この問題はXperia 10 IIに搭載されている「片手モード」で解決できます。
片手モードは、画面サイズを縮小して、操作する指の近くに表示できる機能です。指が届きにくい場所をタップしたいときでも、片手で楽に操作できますし、左右の入れ替えや画面サイズの調整も可能なので自分の使いやすいようにカスタマイズできます。
さらに、サイドセンスという機能も便利です。
サイドセンスは、画面端のサイドセンスバーをダブルタップすると、ユーザーが使いたいアプリや設定を予測して表示する機能です。
これらの「片手モード」と「サイドセンス」を活用することで縦長の大画面でも片手で快適に操作できます。
Xperia 10 IIのカメラ性能
Xperia 10 IIのカメラは、トリプルレンズ(3眼)カメラを搭載しています。
構成は、超広角レンズ(焦点距離:16mm/有効画素数:約800万画素)、標準レンズ(焦点距離:26mm/有効画素数:約1200万画素)、望遠レンズ(焦点距離:52mm/有効画素数:約800万画素)の3つです。
21:9のワイドディスプレイをフルに活かしたサイズで撮影が可能で、4K動画撮影や、背景をぼかして被写体を際立たせるiPhoneのポートレートモードのような撮影もできます。
プレミアムおまかせオートがかんたんできれい
Xperia 10 IIのカメラでは、「プレミアムおまかせオート」という機能によって被写体や環境に応じて13種類のシーン×4つのコンディションを自動で判断して綺麗な写真を撮ることができます。
「プレミアムおまかせオート」は、昨今のXperiaシリーズでは当たり前のように搭載されているカメラ機能ですが、日常の中で撮影機会の多い「料理」や「人物」をより綺麗にとらえることができるのはやはり便利です。
ナイトモードで暗い場所でもより鮮明に
Xperia 10 IIのカメラは「ナイトモード」を搭載しています。
撮影の難しい暗いシーンでも、明るさとダイナミックレンジを自動で調整し、白飛びや黒つぶれのない、目で見たままの美しい写真がかんたんに撮れます。
電子式手ブレ補正(Steady Shot)
サイバーショット®やハンディカム™で培った電子式手ブレ補正技術により、Xperia 10 IIのカメラでは手持ちで被写体を追いかけながらの撮影でも、ブレが少ないなめらかな動画を撮影できます。
ただし、手ブレ補正効果は撮影条件によって差が出ることがあるため、実際に使用感を試してみたいところです。
Xperia 10 IIの処理能力
Xperia 10 IIの処理能力について確認します。
Xperia 10 IIには、Qualcomm® のSnapdragon™665が搭載されており、RAMは 4GB、ROMは64GBが搭載されています。
本体保存容量(ROM)が64GBと少なめの設計ですが、外部SDは最大1TBまで対応しているため、写真や動画をよく撮影する方は、Xperia 10 II購入時にSDカードも合わせて入手しておくほうが安心かもしれません。
Xperia 10 IIでは、LINEやブラウザアプリなどの負荷が軽いアプリは、起動・操作・文字入力などは不自由なくサクサク利用できます。
しかし、負荷が重たいゲームアプリや、動画・画像編集は利用時にモタつくことがあるかもしれません。
Xperia 10 IIのバッテリー
Xperia 10 IIは、3600mAhのバッテリーを搭載しています。
ディスプレイの大きさに対するバッテリー容量は十分ですので、電池の減りを気にすることなく動画視聴なども長い時間楽しめます。
なお、「STAMINAモード」という機能を利用すると、バッテリーの残量や使用状況に応じて節電レベル(電池持ち優先/バランス)を選択できるため、比較的にバッテリーを長く持たせることができます。
※ただし、効果は利用状況によって変化します。
Xperia 10 IIの便利機能
かんたんホーム
Xperia 10 IIでは21:9の画面に最適化されたレイアウトで、文字やアイコンサイズが大きく、見やすい表示にできる「かんたんホーム」が搭載されています。
カメラ、ブラウザ、電話帳などを大きく表示できるほか、よく使う連絡先を画面下にいくつか登録できるので、はじめてスマホを使う方にもおすすめです。
指紋認証
Xperia 10 IIの生体認証は「指紋認証」に対応しています。
指紋センサーの位置は、本体側面の電源ボタンに搭載されており、そこに指を添えるだけの動作でロックを解除できます。ちなみに、指紋は最大5パターンの登録が可能です。
顔認証は非対応ですが、マスクを装着する機会が多い現状を考えると、指紋認証センサーだけでも十分便利です。
おサイフケータイ
キャッシュレス決済といえば、au PAYをはじめとする「バーコード決済」が普及していますが、Xperia 10 IIは接触することなく決済できる「非接触型決済(コンタクトレス決済またはタッチ決済)」、つまり、おさいふケータイに対応しています。
財布を持ち歩かなくとも、スマホをかざすだけで電車に乗ったり、買い物ができたり、スマートかつスピーディーに精算できます。
3.5mmオーディオジャックを搭載
Xperia 10 IIは、3.5mmオーディオジャック(4極ヘッドセット/CTIA規格準拠)を搭載しているので、有線イヤホンやヘッドホンを利用できます。
また、Bluetooth®のver.5.0にも対応しているため、もちろん無線イヤホンも利用できます。
さらに、イヤホンジャックと充電器の差込口は別ポートとなっているため、充電しながら有線イヤホンで音を楽しむことができます。
細かい部分ではありますが、こうしたユーザーへの気配りに好感が持てます。
Xperia 10 IIのスペックと価格まとめ
それでは、Xperia 10 IIのスペックや価格についてまとめます。
製品名 | Xperia 10 II(エクスペリア テン マークツー) | |
型番 | SOV43(エスオーブイヨンサン) | |
発売日 | 2020年6月4日 | |
価格 | 49,990円(税込み) ※auオンラインショップ価格 | |
かえトクプログラム適用時の価格 | 39,790円(税込み)~ ※Xperia 10 IIを購入後13ヵ月目~25ヵ月目までに新たな機種に買い替えし、使い終わったXperia 10 IIをauが回収した場合の価格。分割支払金の最終回分最大10,200円が支払い不要 | |
カラー | ミント・ブラック・ホワイト 3色 | |
OS | Android™ 10 | |
サイズ | 約W69×H157×D8.2mm(最厚部 9.1mm) | |
重量 | 約151g | |
ディスプレイ | 約6.0インチ有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile(約1,677万色、解像度2,520×1,080(FHD+)) | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 665 2.0GHz/4+1.8GHz/4 | |
メモリ | RAM 4GB、ROM 64GB、外部ストレージ最大1TB(microSDXC) | |
通信規格 | 4G LTE/WiMAX 2+ ※5G非対応 | |
最大通信速度 受信最大/送信最大(Mbps) |
479Mbps/75Mbps | |
アウトカメラ | 16㎜(超広角) | 有効画素数約800万画素/F値2.2 |
26㎜(標準) | 有効画素数約1200万画素/F値2.0 | |
52㎜(望遠) | 有効画素数約800万画素/F値2.4 | |
インカメラ | 有効画素数約800万画素/F値2.0 | |
Wi-Fi規格 | IIEEE802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth |
ver.5.0 | |
バッテリー容量 | 3600mAh(内蔵電池) | |
防水/防塵 | IPX5/IPX8/ IP6X | |
生体認証 | 指紋認証センサー(電源キーと一体型) | |
フルセグ/ワンセグ | 非対応 | |
USBタイプ | USB Type-C |
性能面では、カメラの美しさ、処理性能においてやはりハイエンドモデルに劣る点があるものの、おさいふケータイ、防水/防塵、有線オーディオジャック、指紋認証など、細かい便利機能がしっかり作りこまれています。
販売価格もオンライン価格で49,990円(税込み)と考えれば、これで妥当な価格帯ではないでしょうか。
性能と価格のバランスの良さに加えて、かんたんホームが搭載されている点において、これからはじめてスマホを利用する方、コスパの良いXperiaを求めている方へ特におすすめしたいスマホです。
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