au2020年春夏モデル

auの5Gスマホ「ZTE a1(ZTG01)」は安いだけが魅力じゃない!

auの「ZTE a1(ゼットティーイー エーワン)」は、2020年8月5日発売の格安5Gスマホです。

ちなみに、ZTE社のスマホはauで今回が初めての登場です。

 

ZTE a1は、5G対応スマホでありながら本体価格59,980円(税込)の廉価品で、これからはじめてスマホを使いたい方、とにかく安い機種を求めている方、手軽に5Gサービスを体験したい方へおすすめのスマホです。

しかし、ZTE a1の魅力は決して「価格だけ」ではありません。

 

本記事では、ZTE a1の詳細を解説します。

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ZTE a1のデザイン

ZTE a1は、横76×縦164×厚み9.2mm(最厚部 10.1mm)で約190gの設計です。

 

ディスプレイは約6.5インチのTFT液晶で解像度は2340×1080(FHD+)で他社のハイエンドモデルに劣るものの、写真や動画閲覧には申し分ないスペックです。

 

 

ちなみに画面占有率は91.5%、インカメラは画面左上のパンチホールデザインとなっています。

 

 

ノッチ下部の広さが若干気になるものの、液晶パネルであればこれぐらいは許容範囲といったところでしょうか。

 

画面リフレッシュレートの数値は非公開ですので、実際に手にとってスクロール時の挙動を確かめてみたいところです。

 

ZTE a1の特徴

ZTE a1の特徴は、4眼レンズの「カメラ体験」と指紋認証と連携した「クイック起動」の2点です。

カメラ性能はあらゆるシーンにAIで自動認証したり、超接写モードが体験できるという個性的な特徴があり、指紋認証と連動したクイック起動の機能は、利用頻度の高いアプリをすぐに起動できるモードとして重宝しそうです。

 

俗に「廉価スマホ」といえば、ローコストでつくりあげられた製品のため、何かしらの不足点が浮かびやすいものです。

確かにZTE a1も細かい点を突けば「防水・防塵非対応」「おさいふケータイ非対応」などの不足点があるのですが、CPUやバッテリー性能などその他の性能バランスも含めて考えると、案外、コストバランス相応の「ちょうどいい5Gスマホ」と言えそうです。

 

ZTE a1のカメラについて

クアッド(4眼)カメラについて

ZTE a1のアウトカメラは、約4,800万画素対応の夜景に強いメインカメラ、約800万画素の120度撮影対応の広角カメラ、約200万画素で4cm超接写対応カメラ背景ぼかし(ポートレート)撮影専用カメラの合計4レンズを搭載しています。

 

ざっと見た限りでは、望遠には強くないが、至近距離撮影に強いクアッドカメラといった印象を持ちます。

 

実に残念ながらZTE a1のカメラレンズには望遠レンズが搭載されていません。

静止画ズームは最大8倍、動画ズームは最大4倍まで対応しているようですが、光学ズームはそれよりも低い(または非対応)可能性が考えられます。

一方、至近距離の撮影においてはレンズと被写体の距離が4cmまで超接近しても、くっきり美しく撮影できる「超接写カメラ」を搭載しています。

 

また、夜景時の撮影に強いのは好印象です。

夜景時の撮影は、マルチフレームノイズリダクションという機能により、高速連写した複数枚の画像を合成することでノイズを最小限に抑え、暗いシーンでも鮮明な写真が撮影できます。

 

AIカメラについて

複雑な操作をしなくても「AIカメラ」をONにするだけで、あらかじめ設定された13のシーンから最適な設定が自動的に行われ、誰でも手軽によりキレイな写真が撮影できます。

使い方もシンプルで、ZTE a1のカメラ設定より「AIカメラ」をONにしておけば、あとは被写体に応じて自動認識してベストショットをかんたんに撮影できます。

 

約3200万画素のインカメラと美肌機能の融合

ZTE a1のインカメラは約3,200万画素の高画質レンズを搭載しています。

さらに美肌機能を搭載しており、7段階の美肌度合いを調整できます。

集合写真や家族写真も、画像加工アプリを使わずとも圧倒的に美しい一枚を手軽に撮影できそうです。

 

この点を見ても、改めてZTE a1は「至近距離撮影に強いカメラ」と言えます。

 

指紋認証とクイック起動が便利

ZTE a1の背面には指紋センサーが搭載されています。

マスク利用頻度が多い昨今の状況下において、指紋センサーが搭載されていると非常に便利です。

 

なお、この指紋センサーを上から下へ向けて縦方向にスワイプすることで、任意で設定したアプリをすぐに起動することができます。

これは、いわゆる「クイック起動」というもので、初期設定ではau PAYが設定されています。

 

私自身、コンビニや販売店の会計時にさっとバーコード決済を提示したくても、ホーム画面に戻ってアプリを探すのに手間がかかったりすることがありました。

そんな時に、指をスワイプするだけで確実に一発起動できるのは、スムーズは会計処理において大変重宝しそうです。

 

防水・防塵非対応には注意したい

少し気をつけておきたいのが、ZTE a1は防水と防塵非対応という点です。

滅多に無いケースですが、どれだけ気をつけていても、不意に水分が飛び跳ねて濡れてしまったり、突然土砂降りの大雨が降ってきて濡れてしまうといった事があります。

そういった不意のトラブル発生時に、防水性能が無いというのは不安です。

ZET a1を利用する場合は、万が一に備えて日頃からデータバックアップや補償サービスに加入するなど、万全の体制で使っていくことをおすすめします。

 

パフォーマンスは標準レベルだが違和感なし

ZTE a1のCPUは、上から2番目のグレードにあたるSnapdragon 765G 5Gを採用しています。また、RAM/ROM 6GB/128GMの大容量メモリ搭載しております。

一般的なゲームアプリやちょっとした写真編集程度であれば、ほぼストレスなく楽しめることでしょう。

さらに、ZTE a1の独自機能として、余分なデータのクリーンアップをAIで自動的に行う仕組みが搭載されており、より快適な操作感を維持できるようです。

 

ちなみに、ZTE a1は3,900mAhの大容量バッテリーを搭載し、急速充電のUSB PD/QC4+に対応しています。

 

 

さらに、AIシステムエンジンにより、不要なプロセスや電池消耗の異常プロセスを終了させ、メモリ・プロセス管理を最適化することで、大容量バッテリーの電池持ち時間をより効率化させます。

 

なお、5G通信が不要な場合は、待ち受け時に4Gへ自動で切り替え、電池持ちを向上させる仕組みも搭載されています。(ON/OFF設定あり)

ただ、実際のところ、これらの機能がどれくらい良い影響を与えてくれるのかは未知数です。

 

ZTE a1のスペックまとめ

それでは、ここからauのZTE a1のスペックを一覧でまとめます。

製品名 ZTE a1(ゼットティーイー エーワン)
型番 ZTG01(ゼットティージーゼロイチ)
メーカー名 ZTE Corporation
発売日 2020年8月5日
価格 59,980円(税込)
かえトクプログラム適用時の実質価格 36,340円(税込)
カラー ブラック
OS Android™ 10
サイズ 約76×164×9.2mm(最厚部 10.1mm)
重量 約190g
ディスプレイ 約6.5インチ 約1,677万色 TFT液晶ディスプレイ(解像度2,340×1,080(FHD+))
CPU Qualcomm® Snapdragon™ 765G 5G Mobile Platform 2.4GHz/1+2.2GHz/1+1.8GHz/6(オクタコア)
内部メモリ RAM 6GB、ROM 128GB
外部メモリ 1TB microSDXC™
通信規格 5G(sub6)/4G LTE/WiMAX 2+
最大通信速度
受信最大/送信最大(Mbps)
2.1Gbps/183Mbps
アウトカメラ
メインカメラ 約4,800万画素、夜景に強い
広角カメラ 約800万画素、画角120度
超接写カメラ 約200万画素、4センチの超接写が可能
深度測位カメラ(ToF)
背景ぼかし専用カメラ
インカメラ 約3,200万画素
Wi-Fi規格 Wi-Fi 5(IEEE802.11a/b/g/n/ac)
バッテリー容量 3,900mAh
防水/防塵 非対応
おさいふケータイ 非対応
フルセグ/ワンセグ 非対応
生体認証 指紋
USBポート Type C
同梱品 SIM取り出し用ピン(試供品)、クリアケース(試供品)

ざっと見た限り、高容量ゲームアプリや動画編集など重たい作業に利用しないとすれば、快適に利用できるスマホだと思います。

ただし、防水/防塵、ワンセグ/フルセグ、おさいふケータイは非対応という点が残念です。

良し悪しを差し引きして、なお廉価で販売されることも考えれば、価格に見合った性能と言えるかもしれません。

 

ガラケーからはじめてスマホを使う方、とにかく安い機種を求めている方、手軽に5Gサービスを体験したい方にはおすすめの1台です。

 

ちなみに、auの公式YouTubeにてZTE a1の特徴をまとめた動画がアップされていますので、あわせてどうぞ。

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