au2020年春夏モデル

auのXperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)SOG01はシリーズ初の5G対応スマホとして登場!

ソニーモバイルコミュニケーションズは、2020年2月24日に5G対応のAndroidスマートフォンの新型ハイエンドモデルとして「Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)」を発表しました。

当初の予想通り、auからも「Xperia 1 II SOG01」として2020年5月22日に発売開始となりました。

 

「Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)」は、前モデルの「Xperia 1」さらにブラッシュアップした、Xperiaシリーズ史上初「5G対応」のフラグシップモデルです。

特に「Xperia 1 II」のカメラ性能は目を見張るものがあり、3つのカメラレンズ+深度センサーを搭載し、高速連写や撮影後の加工性能においてもプロ仕様の使い心地です。

 

本記事では、auのXperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー) SOG01の特徴や魅力について解説します。

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Xperia 1 IIのデザイン

auから発売されるXperia 1 II SOG01のカラーバリエーションは、ブラック、ホワイトの2色です。

ちなみに「au」のロゴマークは、本体背面下部にうっすら刻印されています。

 

本体サイズは約166mm(縦)×72mm(横)×7.9mm(厚み)、重量は約181gとなっており、前モデルのXperia 1と比較すると本体重量が3グラムほど重たくなっていますが、横幅×縦幅は同サイズで厚みが約0.3mm薄くなっています。

また、Xperia 1 II本体にはCorning Gorilla Glass6が採用され、美しいガラスデザインながらも強度を保っています。

 

また、前モデルのXperia 1で背面中央部に位置していたカメラレンズは、Xperia 1 IIでは背面左上に配置されています。

Xperia 1 II本体のデザインを斜めから見ると、カメラレンズ搭載部分が筐体からやや浮き出ていることが確認できます。

例えば、ディスプレイを上にして机の上に置いたときなどは、カメラレンズが接地面が擦れてキズが付きやすくなってしまうため、丁寧に取り扱うことを意識しておきたいところです。

 

Xperia 1 IIのディスプレイ

Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)は、6.5インチの有機ELディスプレイを「シネマワイドディスプレイ」と称し、Xperia 1から続く21:9の縦長ディスプレイを継承しつつ、4K HDRを実現しています。

Xperia 1 IIでは、映像の入力信号からディスプレイで表示させるまでのレスポンスを、技術革新によって限りなく狭め、結果として90Hz相当の残像低減技術で、ブレの少ないクリアな映像表示を実現しています。

さらに、ディスプレイの色表現では、標準光源や色温度からホワイトバランスを設定できるようになりました。たとえば「D50/D55」に設定すると、印刷した写真のような色味を忠実に再現することができるそうです。

 

Xperia 1 IIのCPUやメモリ性能ついて

Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)のCPUは、クアルコム社製の「Snapdragon 865」を搭載しています。

Snapdragon 865は、CPUとGPUによるパフォーマンスの向上で以前のモデルよりも25%も処理能力が向上しています。

なお、auのXperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)ではメモリ(RAM)は8GB、内部ストレージ(ROM)は128GB、外部ストレージはmicroSDXCを最大1TBまで対応しています。

前モデルのXperia 1(SOV40)では、メモリ(RAM)が6GB、内部ストレージ(ROM)が64GB、外部ストレージは最大512GB( microSDXC)までの性能だったことを考えれば、今回のXperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)は全ての性能が向上しており、申し分ありません。

 

Xperia 1 IIの進化したカメラ性能

「Xperia 1 II」のカメラは3つのカメラレンズ+深度センサーを搭載しています。

具体的には、16mmの広角カメラ(F2.1、約1220万画素)、70mmのズームカメラ(F2.4、約1220万画素)、24mmの標準カメラ(F1.7、約1220万画素)、そして奥行きを測定できる深度センサー「3D iToF」を備えています。

カメラレンズにはZEISS(ツァイス)を採用しており、「T*(ティースター)」コーティングによって、カメラレンズ内の反射を抑え、よりクリアな写真を撮影できる仕様です。

これらのハード面における特徴に加えて、Xperia 1 IIのカメラではソフト面でも大幅に進化を遂げており、ソニーがこれまで一眼レフの「αシリーズ」で培ってきたカメラ技術をふんだんに盛り込んでいます。

 

1秒間に20コマの高速連写が可能

Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)では、ソニーの一眼レフカメラであるαシリーズの技術を活かし、AF/AE(オートフォーカス、自動露出)により1秒間に20コマの高速連写を撮影できるようになりました。

これは前モデル「Xperia 1」の倍の速さです。

 

1秒あたり最大60回のAFとAEに対応

AF(オートフォーカス)とは、動く被写体のピントをカメラが自動補正してくれる機能です。一方、AE(自動露出)とは、露出補正を自動で行なう機能のことで、絞りやシャッター速度(シャッタースピード)を自動的に制御し、被写体の明度に応じた露光が得られるようにする機能をAE機能と呼ばれています。

Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)のカメラでは、1秒間のうち最大60回ものAFとAEを行い、動きが速い被写体に対して高速で焦点を合わせたり露出補正しているため、どんなタイミングでシャッターを切ってもベストショットを逃しません。

(※24mmカメラでは、1秒あたり最大60回のAF・AEを撮影可能。16mmおよび70mmカメラでは、最大30fps AF・AEの撮影可能。)

 

リアルタイム瞳AF

Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)のカメラには、「リアルタイム瞳AF」という機能が備わっています。

リアルタイム瞳AFは、カメラの被写体として人や動物を撮影するときに、被写体の「目」に焦点をあてることで、被写体が動いても常に綺麗なピントを合わせることが出来る補正機能です。

例えば、小さな子供の写真を撮る機会が多い親御さんや、かわいいペットの写真を撮ることが多い方にとって大変便利な機能です。

 

Photography(フォトグラフィ) Pro

Xperia 1 IIの新機能「Photography(フォトグラフィ) Pro」は、本格的なマニュアル撮影を楽しめカメラ機能です。

一眼レフカメラのαシリーズの操作を継承し、撮影モードのダイヤル切り替えや、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスなど、好みに応じて調整できる面白い機能です。

 

Cinematography(シネマトグラフィ)Pro

Xperia 1 IIの「Cinematography(シネマトグラフィ)Pro」は、映画撮影に関わるプロからのアドバイスをもとに開発された映像撮影者向けのムービー機能です。

Cinematography(シネマトグラフィ)Pro機能では、21:9というアスペクト比で、4K HDR映像を24fps、30fps、60fpsで撮影できる上、さらに水準器の表示で平衡を保ったり、タッチ操作でのオートフォーカス、ホワイトバランスのカスタム設定などを使うことが出来ます。

映像の録音については、ソニーのAI技術を駆使した「インテリジェントウィンドフィルター」という機能により風ノイズを除去することも出来ます。

 

また、Xperiaには撮影する映像に8つの異なる色設定を加えることができ、味わいのある色彩の動画をつくることが出来ます。

色彩を変更して撮影したイメージは、以下の動画を参考にしてください。

 

Xperia 1 IIが魅せるサウンドへのこだわり

フロントスピーカーが左右均等に前面向き

これまでのXperiaでは、ステレオスピーカーが本体上部は前面に、下部は側面に配置されており、左右の音のバランスが悪いのが弱点でした。

しかし、Xperia 1 IIのステレオスピーカーは、強力でバランスの取れた真のステレオサウンドを実現するために、本体の前面に配置されています。

これにより、イヤホンをしていない状態で動画やゲームコンテンツを楽しむ時も、バランスよく左右の音を聞き分けることができるようになります。

 

有線イヤホンジャックを搭載

Xperia 1 IIでは、本体上部に3.5mmの有線イヤホンジャックが復活しました。

無線のワイヤレスイヤホンが主流の今、このタイミングでなぜ有線イヤホンの対応を復活させたのか、気になるところかもしれません。

無線のワイヤレスイヤホンは、配線がなくスマートに使えるという点で非常に便利ではあるものの、音の途切れやノイズが入る問題があります。実は、ワイヤレスイヤホンは利用する周囲の電波に影響を受けてノイズやの音飛びが起きるのです。

例えば、満員電車の中でワイヤレスイヤホンを利用していると、周囲の他の人が利用するワイヤレスイヤホンの電波に影響を受けたり、屋内でも電子レンジなどが発する電波に影響を受けて音の質が低下することがあると言われています。

一般的な楽しみ方であればさほど問題はないものの、動画編集時やゲームプレイ中など、音飛びが許されない状況下においては不便な一面がありました。

こうした問題を解消するために、Xperia 1 IIでは音の途切れやノイズが発生しづらい有線タイプのイヤホンジャックが復活したと考えられます。

 

オーディオ技術「DSEE(ディーエスイーイー) Ultimate」

Xperia 1 IIに搭載されるオーディオ技術の「DSEE Ultimate」は、AIを駆使してすべてのデジタル音源の品質を改善し、リアルタイムでオーディオ周波数とビットレートなどの音質を改善する仕組みです。これにより、高音域と低音域の両方が改善されます。

オーディオ技術の「DSEE Ultimate」は、有線または無線のヘッドフォンを使う際に、本体保存している音楽データや、音楽配信ストリーミングサービスで機能します。

 

新機能「マルチウィンドウスイッチ」

これまでのXperiaシリーズでは、21:9インチの画面内に2つのアプリを表示する「マルチウィンドウ」という機能が搭載されていましたが、Xperia 1 IIではこれに加えて新たに「マルチウィンドウスイッチ」という機能が追加で搭載されます。

マルチウィンドウスイッチは、マルチウィンドウモードで最後に使用したアプリと推奨アプリをすばやく切り替えることができる仕組みです。

これにより、上下のウィンドウで目的のアプリをすばやく見つける直感的な操作が可能となりました。

 

電源ボタン内に指紋認証センサーを内蔵

Xperia 1 IIは、本体側面の電源キーが指紋認証センサーとしても機能します。

前モデルの「Xperia 1」では電源ボタンと指紋認証センサーが独立して配置されていましたが、ユーザーからの声に応え、電源キーと一体化したようです。

ただ、最近のXperiaでは指紋認証の感度についてやや消極的な意見も出ている中、どの程度、指紋認証の感度が高くなっているか気になるところです。

 

Xperia 1 IIのバッテリーと充電性能

Xperia 1 IIの内蔵バッテリーの容量は4,000mAhです。

前モデルのXperia 1はバッテリー容量3,200mAhでしたが、実は本体サイズにおいてはXperia 1 IIと同じ大きさでした。

同サイズでありながら、内臓バッテリーを約25%増量している点で進化しています。

また、Xperia 1 IIの有線充電では最短30分で50%までの急速充電を可能としています。

さらに、21W以上の急速充電器を利用する際には独自の充電最適化と、長い時間をかけて充電する際に休息するタイミングを入れる「いたわり充電」によって端末を2年使っても内臓バッテリーが劣化しにくい仕組みとしています。

なお、Xperia 1 IIはワイヤレス充電の「Qi」にも対応し、11Wで充電できます。

 

Xperia 1 IIのスペックまとめ

それでは、au版Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)のスペックをまとめて確認します。

 

製品名 Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)
型番 SOG01(エスオージーゼロイチ)
発売日 2020年5月22日
価格 133,600円(税込み) auオンラインショップ価格
かえトクプログラム適用時の価格 79,120円(税込み)~ Xperia 1 IIを購入後13ヵ月目~25ヵ月目までに新たな機種に買い替えし、使い終わったXperia 1 IIをauが回収した場合の価格。分割支払金の最終回分最大54,480円が支払い不要
カラー ブラック・ホワイト
OS Android 10
サイズ 約166mm × 約72mm × 約7.9mm
重量 約181g
ディスプレイ 約6.5インチ”21:9 CinemaWide™ディスプレイ(4K HDR OLED(3840×1644))
CPU Qualcomm®Snapdragon™865 5Gモバイルプラットフォーム
メモリ RAM 8GB、ROM 128GB、外部ストレージ最大1TB(microSDXC)
通信規格 5G(sub6)/4G LTE/WiMAX 2+に対応
最大通信速度
受信最大/送信最大(Mbps)
3.4Gbps/183Mbps 2020年夏以降提供されるソフトウェアアップデート前までは受信時通信速度 最大2.8Gbpsとなっています
アウトカメラ 焦点距離24mmカメラ 有効画素数約1,220万画素、F値1.7、視野角82°
焦点距離70mmカメラ 有効画素数約1,220万画素、F値2.4、視野角34°
焦点距離16mmカメラ 有効画素数約1,220万画素、F値2.2、視野角124°
アウトカメラ機能 ZEISS®品質レンズ ZEISS®Tコーティング、高速連写秒間20枚、AF/AE秒間60回補正、リアルタイム瞳AF、光学3倍ズーム(70ミリメートルレンズ相当)、3倍デジタルズーム(16、24と70ミリメートルレンズ)
インカメラ 有効画素数約800万画素、F値2.0、視野角84°
Wi-Fi規格 IEEE802.11a / b / g / n(2.4GHz)/ n(5GHz)/ ac / ax / Wi-Fi MIMO 2×2
バッテリー容量 約4,000mAh
防水/防塵 IP65 / 68
生体認証 指紋認証センサー(電源キーと一体型)
フルセグ/ワンセグ どちらも対応 同梱品の「ソニーモバイルTVアンテナケーブル03」へ接続が必要
USBタイプ Type-C(Ver 3.1)

同時期に発表・発売される他メーカーのスマホが8K対応ビデオや超高画質カメラを実装する中、「Xperia 1 II」のカメラ性能はやや控えめな印象を持ちます。

ただ、Xperia 1 IIの「高速連写」や「高速AF/AE」「写真や動画のProモード」は、他メーカースマホよりも優れた特徴ですから、動きの速い被写体をスマホのカメラで取ることが多い方、自分好みのカメラ設定で人とは違う魅力的な写真や動画をつくりたい方はきっと満足できる仕上がりだと思います。

5Gの高速通信と、高速のカメラスピードを求めるなら「Xperia 1 II」こそ、ぜひ使い倒していきたい1台です。

 

Xperia 1 IIを動画でチェックする

Xperia 1 IIは、SONY公式が公開する動画でデザインや特徴を確認することが出来ます。

 

auのXperia 1 IIは「かえトクプログラム」対象

auのXperia 1 IIは「かえトクプログラム」対象機種となっています。

かえトクプログラムは、自動車の残価クレジット設定プログラムのようなサービス内容で、購入13~25ヶ月目にauへ回収に出すことで残価(最終回分割支払い額)の支払いを免除できる割引プログラムです。

Xperia 1 IIは高性能モデルがゆえに、auオンラインショップの販売価格は13万円を超える高価なスマホですが、かえトクプログラムを適用すると実質価格は最安79,120円(税込み)で購入することが出来ます。

なお、この実質価格はXperia 1 IIの購入後、13か月目~25か月目に次の新しい機種へ機種変更し、なおかつ使い終えたXperia 1 IIをauへ回収査定に提出することが条件となります。

短いスパンで機種変更&回収査定する点がポイントですが、それでもかえトクプログラムの恩恵で5万円以上もの分割支払金が免除されるのは非常に大きな特典と言えます。

関連記事:「auの「かえトクプログラム」をわかりやすく理解する!

 

Xperia 1 IIの予約・購入はauオンラインショップの活用を忘れずに

ここまで、auのXperia 1 II SCG01について確認してきましたが、確実にオトクに購入するにはauオンラインショップの活用を忘れてはいけません。

auオンラインショップは頭金不要なため販売価格が店頭よりも安い場合が多く、さらにWeb手続きで完結できるのでショップの待ち時間や手続き時間なく購入できるのが魅力です。

現在の情勢を考えると、自宅で安全に予約・購入できる点において、ぜひ活用したいところです。

 

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