au(KDDI)が提供するOPPO社のフラグシップモデルOPPO Find X2 Pro(オッポ ファインド エックスツー プロ)が、ついに2020年7月22日発売です。
auからはじめて登場するメーカーなので、聞き慣れない名前だ、という方も多いと思います。
ただ、OPPO Find X2 Proの特徴を知れば知るほど性能の良さに惹かれ、個人的に購入しようかどうか本気で迷ってしまうほど魅力を感じている1台です。
本記事では、OPPO Find X2 Proの魅力を凝縮してご紹介します!
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OPPO Find X2 Proのデザインについて
auで発売されるOPPO Find X2 Pro (型番:OPG01)のカラーは、ブラックとオレンジの2色展開です。
背面デザインはカラーバリエーションによって少し異なっており、ブラックは高密度セラミック素材のさらさらした仕上げ、オレンジは手触りの良いレザー調仕上げが施されています。
ただし、使用素材の違いによる影響からか、ブラックの本体サイズが約W74×H165×D8.8mm(最厚部 11.4mm)なのに対し、オレンジは約W74×H165×D9.5mm(最厚部 11.4mm)と、一部筐体の厚みが異なっています。
ですが、本体重量においては、ブラックが約217gに対し、オレンジは約200gとなっており、オレンジの方がサイズが大きいのになぜか軽いという不思議な構造です。
サイドバーのデザインにおいては、ブラックはアンテナ部の黒いモジュールが目立ちにくくスマートな印象です。一方、オレンジでは黒いアンテナ部が多少目立ちますが、それを気にさせないほど温かみのある良い発色とエッジのゴールドデザインが好印象です。
ブラックとオレンジどちらも前面ディスプレイと背面の横端がわずかに曲面を描いており、手に持った時に馴染みやすいのが特徴です。
個人的には希少性の高いオレンジが好みです。
また、インカメラは前面左上にパンチホールデザインとなっており、ディスプレイを邪魔しない配置が好印象です。
OPPO Find X2 Proのディスプレイについて
OPPO Find X2 Proのディスプレイは、QHD+(画面解像度3,168×1,440)、10億色の高精細かつ色鮮やかなディスプレイ、120Hzのリフレッシュレート、タッチサンプルレートは240Hzだからタッチしてから実際に反応するまでのわずかなタイムラグが少ない、という特徴が凝縮されています。
写真や動画のグラフィックの美しさを求める方から、ゲームアプリにおいて高速のタッチレスポンスを要求するプレイヤーまで幅広いニーズに対応してくれそうです。
また、OPPO Find X2 ProのディスプレイはA.I.が周囲の明るさに合わせて最適な色温度と輝度に調節してくれます。
これは国際的な認証機関であるTÜV Rheinland Full Care Displayの認定を受けており、ブルーライトカットも軽減してくれるので、長く画面を見ていても疲れにくいです。
さらに、O1 ウルトラビジョンエンジンによって、通常の映像でも高フレームレートでHDRに変換する技術に感動します。
そのひとつが「モーションクリア」という機能です。
モーションクリアとは、30fps以下の映像素材でも60fpsや120fpsまで補正して滑らかに動画を描画してくれる機能で、YouTube, Netflix, Amazon Primeビデオに対応しています。
最近では60fpsの動画コンテンツも増えていますが、ちょっと昔のYouTube動画だと30fpsが主流でしたから、そういったものがどのように滑らかに表現されるのかが楽しみです。
実際にどれくらいの違いがあるかは、手にとって確認してみたいところですね。
OPPO Find X2 Proのカメラについて
OPPO Find X2 Proのアウトカメラにはズーム(望遠)、ワイド(超広角)、マクロ(接写)のすべてを思い通りに撮れる3眼レンズが搭載されています。
有効画素数は、メインカメラが4800万画素、超広角レンズが4800万画素、望遠レンズが1300万画素という構成です。
また、小さなインカメラは3200万画素。これならYouTubeやSNSで自撮り動画をアップするときも十分なクオリティでしょう。
ちなみに、カメラレンズにはSonyのイメージセンサーが採用されているため、ピント調節やシャッタースピードの品質の高さに期待が持てます。
カメラズームについて
OPPO Find X2 Proのアウトカメラは、写真と動画どちらも共通して光学ズームで7.5倍・ハイブリッドズームで10倍まで対応しています。さらに、デジタルズームのみであれば静止画は60倍、動画は最大30倍まで対応しています。
さらに、マクロモード(接写)に強いのも特徴で、たんぽぽの繊毛のような小さな被写体でも最大8倍まで拡大して細かな造形を映し出してくれます。
まるでそこにいるかのような、これまでに観たことがない小さな世界の美しい景色に出会えるかもしれません。
「Ultra Steady」という光学手ブレ補正つき
OPPO Find X2 Proのアウトカメラは、Ultra Steadyという光学手ブレ補正により、手ブレが発生しやすい不安定な環境でも徹底的に手ブレを抑え、安定した動画撮影ができます。
さらに、これが120度の超広角レンズでの動画撮影にも対応しているというから驚き。
例えば、公園で駆け回るペットの様子を、スマホを持ちながら追いかけて撮影しても、極限まで手ブレを補正して歪みの少ない動画を残すことができます。
しかも120度の超広角レンズでも手ブレを抑えますからね。
愛犬が勢いよくどちらの方向へ走り抜けても、ある程度はレンズの枠内に収めることができます。
カメラマイクがすごい
OPPO Find X2 Proのカメラは、マイクの機能も面白いです。
カメラマイクには、ウィンドノイズ低減技術、360度の3Dオーディオ、ズームした被写体の音を拾うオーディオフォーカスという3つの機能が搭載されています。
具体的には、ウィンドノイズ低減技術は「風の雑音を軽減」する機能、360度の3Dオーディオは「3つの録音マイクで音を360度から録音」する機能、オーディオフォーカスは「被写体をロックしてカメラのズームに合わせて音量を最適化」する機能です。
個人的には「ウィンドノイズ低減技術」と「オーディオフォーカス」をぜひ使ってみたいです。
私の友人の結婚式にむけたお祝い動画を撮影しようとしたときに、景色が良いローケーションでお祝いムービーを撮影しようと海に出たことがありました。
その海の景色は最高の眺めだったのですが、残念ながら当日の風がものすごく強く吹いており、大切なメッセージが風の音で「ボーボー」とかき消されてしまい、撮影に苦労したことがありました。
結局、風が止むまで待っていたのですが、とても長い時間をロスして大変でした。
その当時、ウィンドノイズ低減や、オーディオフォーカスに対応したカメラを持っていたらどんなに便利だったことか。
約40分でフル充電できるようだが…
現在、正確なデータを測定中ではあるものの、同梱される65WのSuperVOOCフラッシュチャージ2.0という充電器を使うと、OPPO Find X2 Proの大容量バッテリー(4260mAh)を10分で40%、38分でフル充電できるとOPPOが公表しています。
これだけ短時間で充電できるのは快適で、忙しい時に特に重宝しそうですが、発熱などの安全対策は大丈夫なのか?という不安もあります。
例えば、従来のiPhoneの電源アダプタは5W、最新iPhoneの高速充電でも18Wと比較すると何倍もの電力を使うわけです。
さらに、高速充電を繰り返してたら、内臓バッテリーの劣化が早まるのではないか?という心配もあります。
ですが、OPPOの65W電源アダプタは、電圧を抑えた特許技術の充電方式を採用し、バッテリーへの負荷を軽減、発熱を抑制して安全かつ効率的に充電できる。とOPPOは断言しています。
決して私は技術の専門家ではないため、ここはOPPOの技術を信じて使ってみたいところです。
生体認証について
OPPO Find X2 Proの生体認証は「指紋認証」と「顔認証」の両方に対応しています。
最近は外出時にマスクを装着することが一般的なので、指紋認証に対応しているのは大切なポイントです。
OPPO Find X2 Proの指紋認証は、ディスプレイにタッチするだけでロックを解除できる仕組みです。指紋認証専用のボタンが別箇所に設置されているわけではありません。
従来機と比べてOPPO Find X2 Proでは、指紋認証モジュール(部品)が91%薄くなり、設計を見直すことで指紋認証効率化だけでなく、空いたスペースが生まれたことでさらに大きなバッテリーをつめるようになったようです。
なお、指紋認証の識別範囲もこれまでより10%広くなっています。
ただ、生体認証がどれくらいの速さや正確さでロック解除できるかは気になるところです。
他メーカーのスマホの一部では「認証しづらい」という不満の報告もあったため、もし購入前に事前に試せる環境であれば実機で体験し、納得して購入したいところです。
OPPO Find X2 Proのパフォーマンス
OPPO Find X2 Proは、「さすがフラグシップモデル」と言わんばかりの素晴らしいパフォーマンス能力をもっています。
CPUはSnapdragon™ 865搭載し、RAM(メモリ)は12GBを搭載、ROM(内部ストレージ)は驚異の 512 GB搭載しています。
旅行や家族のプライベートで写真や動画をコツコツとったり、好きなゲームアプリを10個くらいインストールして楽しんだりしている私でさえ約3年で100GB程度しかつかっていません。
私のようなペースの使い方だと512GBもあれば、おそらく10年以上は持つでしょう。
それくらい大量のストレージです。
ただし、写真や動画を毎日大量に撮影する職業や、ライフスタイルの方にとっては不十分に感じるかもしれません。
OPPO Find X2 Proは外部メモリ(SDカード)非対応ですので、万が一、ストレージが足りなくなった時の追加ができません。また、紛失や水没してしまったときのバックアップ対策はしっかりやっておく必要があります。
OPPO Find X2 Proの写真や動画データを守るには、クラウドサービスの利用やパソコンなどへのデータ移行が欠かせません。
とはいえ、現時点最高品質のCPUSnapdragon™ 865に12GBのメモリ(RAM)搭載ですから、高グラフィックなゲームアプリがストレスなく楽しますし、先述の通りリフレッシュレート240Hzでタッチパネルの反応が良いので、動きの速さを求めるFPSゲームファン、eスポーツの場でもしっかり闘える製品だと思います。
さらに、長時間ゲームをプレイしていると、バッテリー消耗問題に直面しがちですが、およそ40分でフル充電可能という点もOPPO Find X2 Proならではの魅力です。
いずれにせよ、どのようなコンテンツも快適に楽しむことができる最高のスマホと断言できます。
Android OSをベースにしたColorOS 7.1搭載
OPPO Find X2 ProにはColorOS 7.1というオペレーティングシステムが搭載されています。
聞き慣れないOSなので、一見「普通に使えるのか?」と疑問に感じてしまいがちですが、ColorOS 7.1は、Googleが提供しているAndroid OSにOPPOの独自機能を追加したシステムなので特に気に留める必要はありません。
アプリのダウンロードや・互換性はAndroid OSを搭載した他社スマホと同様に使えます。
ColorOS 7.1はシンプルなUIが特徴的で、カレンダーやボイスレコーダーなどの標準搭載アプリがとても見やすく、情報過多にならないためストレスが少ないです。
ちなみに、ダークモードに切り替えると目の負担が軽減されるだけでなく、バッテリー持ちが良くなるようです。
また、シンプルな壁紙や心を落ち着かせてくれる癒しのサウンドが標準搭載されています。
さらに、一度のタップで最高のショットを撮影できる機能や、撮影した写真や動画を簡単に見つけて編集できるSoloop(ソループ)という機能が搭載されているのも面白いです。
ColorOSは、「シンプル」な使い心地が特徴のストレスが少ないOPPO独自システムです。
auのOPPO Find X2 Pro(OPG01)のスペックまとめ
それでは、ここからauのOPPO Find X2 Proのスペックを一覧でまとめます。
製品名 | OPPO Find X2 Pro(オッポ ファインド エックスツー プロ) | |
型番 | OPG01(オーピージーゼロイチ) | |
メーカー名 | OPPO(オッポ) | |
発売日 | 2020年7月22日 | |
価格 | 92,040円(税込み) ※auオンラインショップ価格 | |
かえトクプログラム適用時の価格 | 実質55,200円(税込み)~ ※OPPO Find X2 Proを購入後13ヵ月目~25ヵ月目までに新たな機種に買い替えし、使い終わったOPPO Find X2 Proをauが回収した場合の価格。分割支払金の最終回分最大36,840円が支払い不要 | |
カラー | ブラック・オレンジ | |
OS | ColorOS 7.1(based on Android10) | |
サイズ | ブラック:約W74×H165×D8.8mm(最厚部 11.4mm) オレンジ:約W74×H165×D9.5mm(最厚部 11.4mm) |
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重量 | ブラック 約217g オレンジ 約200g |
|
ディスプレイ | 約6.7インチAMOLEDディスプレイ(約10.7億色/解像度3,168×1,440(QHD+)) | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 865 5G mobile platform 2.8GHz/1+2.4GHz/3+1.8GHz/4 |
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メモリ | RAM 12GB、ROM 512GB、※外部ストレージ(SDカード)非対応 | |
通信規格 | 5G (sub6) /4G LTE/WiMAX2+ | |
最大通信速度 受信最大/送信最大(Mbps) |
3.2Gbps/183Mbps(一部エリア内の場合) | |
アウトカメラ | メイン | 約4800万画素(f/1.7絞り値 / 光学式手ブレ補正) 、Sonyイメージセンサー IMX689、1/1.4”センサーサイズ、全画素位相差検出、12ビット、ウルトラナイトモード3.0、Live HDR動画撮影、Ultra Steady |
超広角 | 約4800万画素(f/2.2絞り値 / 広角120°)Sonyイメージセンサー IMX586、1/2”センサーサイズ、6Pレンズ、3cmマクロ撮影、ウルトラナイトモード3.0、Ultra Steady | |
望遠 | 約1300万画素(f/3.0絞り値/ 光学式手ブレ補正)進化した10倍ハイブリッドズーム、最大60倍までズーム可能、ウルトラナイトモード3.0 | |
インカメラ | 約3200万画素(f/2.4絞り値)A.I.ビューティー、ナイトセルフィー | |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | |
バッテリー容量 | 4,260mAh(内蔵型) | |
防水/防塵 | 対応(IPX8/IP6X) | |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 | |
フルセグ/ワンセグ | 非対応 | |
USBポート | USB Type-C™ | |
同梱品 | 保護フィルム(試供品)貼付け済み、OPPO ACアダプタ、イヤホン(試供品)、保護ケース(試供品)、USB Type-C™データケーブル(試供品)、SIM取出し用ピン(試供品) |
ざっと見た限りでも非の打ち所がない最高のハイスペックスマホです。
あえて注意すべきポイントとしてあげるなら「外部ストレージ(SDカード)非対応」といったところでしょうか。
良い機種は長く使っていきたいものですが、きっとOPPO Find X2 Proは長く使い続けても性能に不満を感じることが少ない素晴らしい製品です。
ただし、使い続けている間に生まれた「大切なデータ」のバックアップをどう取るか、という点には注意しましょう。
個人的には、先述したようなカメラマイクの独自技術や、Android 10をベースに作られたOPPO独自システム「ColorOS 7.1」の使い心地など、OPPOの独自機能がとても楽しみです。
ちなみに、auの公式YouTubeにてOPPO Find X2 Proの特徴をまとめてチェックできます。あわせてどうぞ。
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