au2020年春夏モデル

auのGalaxy S20 5G/Galaxy S20+ 5Gの魅力を徹底解説!

2020年2月12日にサムスン電子のフラグシップモデルとしてGalaxy S20、Galaxy S20+、Galaxy S20 Ultraの3モデルが発表されました。

これまでGalaxyの最上位モデルである「Sシリーズ」では、毎年1桁ずつ数字を重ねて登場してきましたが、2020年は10周年の節目でもあることから、前回モデルのGalaxy S10から一気に数字を飛ばして「Galaxy S20シリーズ」として誕生しました。

この「Galaxy S20シリーズ」のうち、auではGalaxy S20 5G、Galaxy S20+ 5Gの2モデルが採用されることとなっていましたが、後発で個人的に楽しみにしていたGalaxy S20 Ultra 5Gもau限定で発売が決定しました。

つまり、auではGalaxy S20シリーズを3モデル全て取り扱っています。

 

ちなみに、Galaxy S20 5G(型番:SCG01)は2020年3月26日に発売開始し、Galaxy S20+ 5G(型番:SCG02)は2020年6月4日に発売開始、Galaxy S20 Ultra 5G(型番:SCG03)2020年7月3日に発売予定となっています。

 

auでは2020年3月26日より5Gサービスが開始されましたが、Galaxy S20シリーズはau 5Gサービス普及の大きな追い風となることが期待されます。

 

本記事では、Galaxy S20 5G/Galaxy S20+ 5Gの魅力やスペックを理解しつつ、さらにauの5Gサービスやオトクな購入方法について確認していきます。

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Galaxy S10シリーズから何が変わったのか?

新しいGalaxyフラグシップモデルが発売される度に、他メーカーのハイエンドモデルと比較して、発売時点において最高水準のスペックを搭載しているのは言うまでもありません。

Galaxyが競うべきは、やはり過去のGalaxyといったところでしょうか。

ということで、まずは2019年にauから発売された「Galaxy S10シリーズ」と比べて、今回新たに提供される「Galaxy S20シリーズ」はどのような点が変わったのか?という点について確認します。

 

Galaxy S10シリーズとGalaxy S20シリーズを比較するために特筆すべきポイントは以下の通りです。

Galaxy S20 5G Galaxy S20+ 5G Galaxy S10 Galaxy S10+
画面インチ数 約6.2インチ 約6.7インチ 約6.1インチ 約6.4インチ
バッテリー容量 4,000mAh 4,500mAh 3,300mAh 4,000mAh
内部ストレージ(ROM) 128GB  128GB
内部メモリ(RAM) 12GB 8GB
外部ストレージ(microSD) 最大1TB 最大512GB
最大通信速度(下り/上り) 3.4Gbps/183Mbps 4.1Gbps/481Mbps 1Gbps/75Mbps 1Gbps/75Mbps
Wi-Fi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax IEEE802.11a/b/g/n/ac
メインカメラ有効画素数 約1,200万画素/約1,200万画素/約6,400万画素(Galaxy S20+ 5Gはさらに深度測位カメラ(ToF)を搭載) 約1,200万画素/約1,200万画素/約1,600万画素
静止画ズーム 3倍(光学)/30倍(デジタル) 10倍
動画ズーム 3倍(光学)/12倍(デジタル) 10倍
ワンセグ/フルセグ 非対応 対応

上記の表のうち青字で示しているところが前Galaxy S10シリーズから進化したポイントですが、どれを見ても見違えるほど性能が向上しています。

大きく進化したポイントをまとめるなら「5G対応で通信速度が大幅に向上」「カメラ性能の大幅な進化」の2点でしょうか。

Galaxy S20 5G/Galaxy S20+ 5Gは次世代通信方式「5G」に対応しており、従来の4G LTEと比べものにならないほど圧倒的な通信スピードを実現します。現時点では、5Gの世界を体験できる提供エリアは限定的ではあるものの、Galaxy S20の最大の魅力です。

また、Galaxy S20 5GとGalaxy S20+ 5Gは、いずれもアウトカメラの性能が大幅に進化し、望遠レンズは最大6,400万画素に対応しているため、遠くの被写体までズームしてもノイズの少ないきれいな写真を撮影できるほか、新たに8Kビデオ撮影に対応しているのも特徴です。

ただ、Galaxy S20 5GとGalaxy S20+ 5Gは、ひっそりとワンセグ/フルセグが非対応となりました。

Galaxyでテレビが観れるのは、災害などの緊急事態の際に便利で安心な機能でしたが、世間のニーズや時代の流れからでしょうか。致し方ありません。

いずれにせよ、わずか1年でここまで大きく性能向上を遂げたことに驚きます。

 

Galaxy S20 5G/Galaxy S20+ 5Gのデザインについて

次に、Galaxy S20 5GとGalaxy S20+ 5Gのデザインについて確認します。

ディスプレイ部は、前Galaxy S10シリーズよりもさらにベゼル(黒いフチ)を極限までそぎ落としたデザインで、インカメラは画面中央上部のパンチホール(カメラ部にだけ穴を開けたような設計)となっており、いわゆるノッチがなく、画面占有率が高いのが特徴です。

背面部は、アウトカメラが向かって左上に位置しており、中央部にうっすらと「au」のロゴがあしらわれています。なお、おさいふケータイのチップはアウトカメラのやや下側に位置しています。

 

ちなみに、本体を横に向けて映画を楽しんでも画面の大部分を映像が埋め尽くすので、作品の没入感を高めてくれます。

中には、インカメラの部分が気になるという方もいらっしゃるかもしれませんが、ここはそれぞれの好みでしょうか。

 

本体サイズについては、Galaxy S20 5Gがディスプレイサイズは約6.2インチで重量約163gに対し、Galaxy S20+ 5Gはディスプレイサイズは約6.7インチで重量は約186gという仕上がりです。

 

au版のカラーバリエーションは、Galaxy S20 5Gが「クラウドブルー」「コスミックグレー」「クラウドホワイト」の3色に対し、Galaxy S20+ 5Gでは「クラウドブルー」「コスミックグレー」の2色のみの展開です。

つまり、auの白いGalaxy S20が欲しい場合は、Galaxy S20 5G一択となります。

 

予想を上回るカメラの進化に言葉が出ない

続いて、大幅に進化したGalaxy S20 5GとGalaxy S20+ 5Gのカメラ性能について確認します。

アウトカメラの有効画素数は約最大6,400万画素を含めたマルチレンズ仕様で、プロ並みに美しい超高画質の写真を撮影することができるようになりました。

また、8K動画の撮影に対応し、撮影した動画から約3,300万画素の静止画を抽出して保存することも出来ます。

なお、Galaxy S20 5GとGalaxy S20+ 5Gのカメラは、どちらも3倍ハイブリッド光学ズームから最大30倍のデジタルズームへ独自AIによってスムーズに移行することが出来ます。

この仕組みによって、かなり遠くの被写体でもカンタン/きれいに撮影することができるようになりました。

 

ここからは、カメラの性能についてより詳しく確認していきます。

アウトカメラとインカメラの有効画素数

Galaxy S20シリーズは、カメラの有効画素数が想像を超えるレベルで進化しました。

Galaxy S20 5G/Galaxy S20+ 5Gのアウトカメラは、約1,200万画素で視野角約120°の超広角カメラ+約1,200万画素の広角カメラ+約6,400万画素の望遠カメラを搭載しております。

なお、インカメラの有効画素数は約1,000万画素です。

 

そして、唯一Galaxy S20+ 5Gは、これらのカメラレンズに加えて深度測位カメラ(ToF)を搭載しています。

深度測位カメラ(ToF)は、撮影時に被写体との距離を正確に認識することに優れ、カメラのピント調節がスムーズに行えるため、あらゆるシーンにおいて写真や動画を常に美しく撮影できると期待されます。

 

おさらいとなりますが、Galaxy S20+ 5Gには深度測位カメラ(ToF)が無く、Galaxy S20+ 5Gだけ深度測位カメラ(ToF)が搭載されている、という点は注意して覚えておきたいところです。

 

8K動画の撮影に対応

なんと、Galaxy S20 5G/Galaxy S20+ 5Gでは8K(7680×4320)の24fps動画の撮影に対応します。

ちなみに、8K撮影した動画から約3,300万画素の静止画を抽出し、写真として保存することも可能です。

もはや肉眼で見える世界よりも遥かに美しい動画や写真を、スマートフォンで手軽に撮影できる時代となりました。

 

とは言っても、8K動画をオリジナル画質で再生するためには、8K再生に対応した周辺機器を準備する必要があります。

家庭用テレビ市場においても今は4Kテレビが主流ですし、せっかく8Kで撮影しても再生する機器が普及していないのが現状ですから、実用性は低いのではないかと考えられます。

 

シングルテイク機能

Galaxy S20シリーズのカメラでは、新たにシングルテイク機能に対応しています。

シングルテイク機能とは進化した連続撮影機能のことです。

カメラで「シングルテイク」を選択してシャッターを切ると、3秒~10秒間撮影する間にAIが瞬時に写真や動画をエフェクト加工し、フォトジェニックなピクチャやムービーを自動生成してくれて、その中からお気に入りの写真や動画を選択して保存することができます。

一度の撮影で、見栄えが良い写真や動画を何枚も自動生成してくれるのは非常に便利です。

 

私自身の経験ですが、例えば、小さな子供や動物を撮影する時に思い通りのベストショットが決まらず何度も撮り直しすることがよくあります。

こんな時にシングルテイク機能を活用すれば、仮に子供が突然表情を変えようとも、動物が激しく動こうとも、最大10秒のうちに垣間見えた最高の瞬間を逃すことなく撮影できます。

私と同じような経験をされたことがある方には、ぜひ使っていただきたい機能のひとつです。

 

シングルテイク機能については使い方のイメージムービーもありますので併せてご確認ください。

 

期待を裏切らない最高水準の処理能力とメモリ

フラグシップモデルGalaxy Sシリーズは、毎年その発売時において最高水準のチップやメモリを有して登場しています。

今回のGalaxy S20 5GとGalaxy S20+ 5Gでも、良い意味で期待を裏切らず、「Qualcomm® Snapdragon™ 865 5G Mobile Platform」を搭載しています。

これは言うまでもなく、現時点で最高性能です。

高負荷がかかる高グラフィックゲームや、AR/VRなどのコンテンツを楽しむときも一切ストレスなく思う存分楽しむことが出来るでしょう。

なお、メモリ(RAM)は12GB/内部ストレージ(ROM)は128GBを実装し、外部ストレージは最大1TBのmicroSDに対応しています。

文句のつけどころが見当たりません。

 

バッテリー容量が増加!電池の持ちは?

次にGalaxy S20シリーズのバッテリー容量について確認します。

バッテリー容量についてはモデルによって異なり、Galaxy S20 5Gが4,000mAh、Galaxy S20+ 5Gが4,500mAhです。

2019年モデルのGalaxy S10から比較すると、少なくとも10%以上容量が増加しています。

なお、このバッテリーは「インテリジェントバッテリー」という、日常の利用習慣に合わせて電力を節約して一回の充電によるバッテリー持ち時間を長くする仕組みを備えています。

 

これだけ見ると十分な性能だと考えられますが、5Gエリア内での電池持ちには少々気になる点があります。

今後、徐々にau 5Gエリアが拡大していきますが、もし5Gエリア内でGalaxy S20 5GやGalaxy S20+ 5Gを利用する時は、電池の持ちに少し意識を傾けておく方が良いかもしれません。

5Gで用いられている周波数は、サービス開始当初において従来の4G LTEよりも高い周波数を使います。高い周波数は電波の直進性には優れているものの、障害物には弱いという側面があります。

場所によって5Gエリアが不安定になると、5G電波と4G電波の両方をキャッチしようと余分にエネルギーを消費するために、電池の持ちが悪くなる可能性が考えられます。

 

とは言っても、日本全体をみたうちの5Gエリアカバー率はまだまだ限定的ですし、今後徐々に5Gの周波数を含めたエリア品質は格段に向上していくと予想できるため、そこまで大きな問題でもありません。

 

Galaxy S20+ 5Gのみ「ミリ波」対応!

少し技術的な話にはなりますが、5Gネットワークで使われる周波数には、高周波数帯で直進性が高く、高速通信に適した「ミリ波」と、低周波数帯でエリア網羅性に適した「sub6」の2種類の周波数が用いられています。

シンプルに言えば、ミリ波に対応していると通信速度が速く、sub6に対応しているとエリアカバー率が良いといったところでしょうか。

 

ちなみに、Galaxy S20 5GやGalaxy S20+ 5Gはどちらも「sub6」に対応しています。

そして、唯一、Galaxy S20+ 5G(SCG02)だけは「ミリ波」と「Sub6」の両方に対応しているため、将来の5Gエリア内においてグレードの高い高速通信を体験できます。

 

Galaxy S20 5GとGalaxy S20+ 5Gの最大通信速度一覧は以下の通りです。

5G対応モデル 下り最大通信速度 上り最大通信速度
Galaxy S20 5G(SCG01) 3.4Gbps 183Mbps
Galaxy S20+ 5G(SCG02) 4.1Gbps 481Mbps

 

ちなみに、2020年3月末頃の受信最大速度は技術上2.8Gbpsですが、2020年夏以降にスマホをソフトウェアアップデートすることで、上記の最大通信速度を利用できるようになる予定です。

長期的な目線で、より高速通信を体験できるモデルを購入するのも機種選びにおいて大切なポイントです。

 

Galaxy S20 5G/Galaxy S20+ 5Gのスペックまとめ

それでは、auで発売されるGalaxy S20 5GとGalaxy S20+ 5Gのスペックをまとめて確認します。

 

Galaxy S20 Galaxy S20+
型番 SCG01 SCG02
発売日 2020年3月26日 2020年6月4日
オンラインショップ価格 117,480円(税込) 133,280円(税込)
かえトクプログラム適用時の価格(13~25か月目に回収などの条件を満たした場合) 68,425円(税込) 76,475円(税込)
本体サイズ 約152 x 69 x 7.9mm 約162 x 74 x 7.8mm
ディスプレイサイズ 約6.2インチ 約6.7インチ
ディスプレイ性能 Quad HD+ Dynamic 有機EL 2Xディスプレイ(解像度3200×1440)、HDR10+、120Hzリフレッシュレートをサポート
重量(5Gモデル) 約163g 約188g
カラーバリエーション 3色:「コスミックグレー」「クラウドブルー」「クラウドホワイト」 2色:「コスミックグレー」「クラウドブルー」
バッテリー容量 4000mAh 4500mAh
最大通信速度(下り/上り) 3.4Gbps/183Mbps 4.1Gbps/481Mbps
RAM 12GB 12GB
ROM 128GB 128GB
外部ストレージ micro SD最大1TBまで対応
CPU Qualcomm® Snapdragon™ 865 5G Mobile Platform
OS Android 10
アウトカメラ有効画素数 約1,200万画素で視野角約120°の超広角カメラ+約1,200万画素の広角カメラ+約6,400万画素の望遠カメラ 約1,200万画素で視野角約120°の超広角カメラ+約1,200万画素の広角カメラ+約6,400万画素の望遠カメラ+深度測位カメラ(ToF)
インカメラ有効画素数 約1,000万画素 約1,000万画素
ハイブリッド光学ズーム 最大3倍
超解像度ズーム 最大30倍
超広角撮影 最大120度の視野角まで撮影可能(※画質は約1,200万画素)
動画撮影 720p HD動画 30fps (1280×720)、1080p FHD動画 60fps (1920×1080)、4K UHD動画 60fps (3840×2160)、8K動画 24fps (7680×4320)、スーパースローモーション動画720p  960fps、スローモーション動画1080p 240fps、ハイパーラプス動画1080p対応
耐久性 IP68(防塵・防水対応)
生体認証 画面内指紋認証/顔認証
Bluetooth規格 Bluetooth® v 5.0対応
Wi-Fi規格 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4G+5GHz
USB形状 USB type-C
ワンセグ/フルセグ 非対応

ざっと見たところ、auの5G対応モデルを代表するハイスペックであることは言うまでもありません。

あえてGalaxy S20 5GとGalaxy S20+ 5Gを比較すると「最高通信速度」と「深度測定カメラ搭載」という点においてGalaxy S20+ 5Gがやや優れていますが、どこまでのスペックを求めるかというのはユーザーによって千差万別です。

どちらのモデルでも、間違いなく満足のいく仕上がりとなっています。

 

Galaxy S20 5Gの魅力を動画でチェック

以下の動画は、auが公式でリリースしている製品紹介の動画です。

 

かえトクプログラムをぜひ活用したい

auのGalaxy S20 5GとGalaxy S20+ 5Gは「かえトクプログラム」対象機種です。

かえトクプログラムは、自動車の残価クレジット設定プログラムのようなサービス内容で、購入13~25ヶ月目にauへ回収に出すことで残価(最終回分割支払い額)の支払いを免除できる割引プログラムです。

Galaxy S20 5Gシリーズは、非常に高スペックなモデルがゆえ、価格も決して安くありません。

Galaxy S20シリーズの購入する場合は、auのかえトクプログラムを活用してぜひオトクに購入したいものです。

関連記事:「auの「かえトクプログラム」をわかりやすく理解する!

 

おトクに買うならauオンラインショップの活用を忘れてはいけない

ここまで、auのGalaxy S20 5GとGalaxy S20+ 5Gについて確認してきましたが、確実にオトクに購入するにはauオンラインショップの活用を忘れてはいけません。

auオンラインショップは頭金不要なため販売価格が店頭よりも安く、さらにWeb手続きで完結できるのでショップの待ち時間や手続き時間なく購入できるのが魅力です。

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