au携帯電話ユーザーが、auひかりなどのインターネットサービスを申し込む場合、携帯電話基本料が割引されるauスマートバリューの適用条件としてネットだけでなくauひかり電話（auおうち電話）もセットで申し込むことが必須となります。
しかし、中にはauひかり電話（auおうち電話）を契約する必要性がないのに、auスマートバリュー適用のためになくなく契約している、という方も多いのではないでしょうか。
ただ、au携帯電話とauひかり電話をセットで契約し、自宅からau携帯電話（全対象）発信時、自宅からauおうち電話へ発信時、自宅と自身のau携帯電話の発着信が全て24時間、国内通話無料で利用できます。
本記事では、au携帯電話とauおうち電話をセットで利用すると固定電話の国内通話料がお得になる「auまとめトーク」について解説します。
auまとめトークの概要
auまとめトークは、au携帯電話とauおうち電話をKDDIまとめて請求でセットにまとめると、おうち電話から対象通話先への国内通話が24時間無料となるサービスです。
具体的には、ご自宅の「auおうち電話」からau携帯電話、「auおうち電話」への国内通話が24時間無料になります。
また、「au→自宅割」のご利用で自身のau携帯電話から自宅への国内通話も24時間無料になります。
ただし、KDDIのマイラインなど、NTT加入電話は無料通話の対象外です。
auまとめトークの通話料割引は３種類
auまとめトークによって、auおうち電話は３つの通話料割引を受けることができます。
具体例は以下の図の通りです。
①全てのau携帯電話宛の国内通話無料
まずはじめに、auまとめトーク対象のおうち電話では、自宅からすべてのau携帯電話への通話発進時に通話料無料になります。
自宅からであれば家族のau携帯電話はもちろんのこと、他人のau携帯電話であっても無料対象となります。ただし、au以外の携帯電話の場合は割引対象外です。
また、国内通話無料となっていますので、例えば、海外旅行にでかけた家族・友人のau携帯電話宛に発信した場合は有料となってしまいます。
②自宅からauおうち電話宛の国内通話無料
また、auまとめトーク対象のauおうち電話は、自宅から別の家のauおうち電話にかける場合も無料になります。
図では「ご友人・ご実家など」と書かれていますが、基本的には相手がauおうち電話であればどこへかけても無料対象となります。
③自宅と自身のau携帯電話間による国内通話無料
最後に、自分のau携帯電話から自宅への国内通話も無料になります。
割引は、au携帯電話の契約で登録している「ご契約者の自宅電話番号」への通話が無料対象となります。
ただし、auぷりぺいどサービスの携帯電話から自宅へ発信する場合は無料対象外となるため、注意しましょう。
auまとめトークで国内通話無料となる対象先（着信先）一覧
それでは、auまとめトークやau→自宅割によって通話料無料対象となる相手（着信先）を一覧で確認します。
| 通話無料となる相手（着信先） |
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auスマートフォン、auケータイ(「ぷりペイドサービス」含む) auおうち電話
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auまとめトークの適用条件
auおうち電話から対象電話へ発信する際の割引「auまとめトーク」を適用するためには、KDDIまとめて請求を利用すること、または連絡先携帯電話番号にauスマホやauケータイを登録していること、いずれかの条件を満たせば自動適用となります。
契約するauおうち電話の種類によって条件が異なるものの、特に難しい内容ではありません。
KDDIまとめて請求利用でauまとめトークが適用できる対象サービスについて
KDDIまとめて請求を利用することでauまとめトークを適用できるおうち電話の種類は、「auひかり 電話サービス」でプロバイダを@nifty、@T COM (アットティーコム)、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-netの７種うちのいずれかを選択している、またはホームプラス電話を選択している場合のいずれかです。
これらのおうち電話のいずれかとau携帯電話をセットで利用し、KDDIまとめて請求さえ利用していれば、auまとめトークによる固定電話の通話料割引サービスを受けることができます。
ただし、KDDIまとめて請求を適用する場合は、以下の点に注意しましょう。
- au携帯電話とまとめるサービスのご契約者が同一名義人もしくは、ご家族の範囲でお申し込みいただけます。基本的には手続き不要で利用できますが、申し込みにあたり契約者名が異なる場合は申込書による手続きが必要です。また、同一姓・同一住所でない場合は、家族関係証明書類の提出が必要となります。
- KDDIまとめて請求利用に伴う月額料は不要です。
- 「ぷりペイドサービス」は請求書をまとめることができません。
- 口座振替・クレジットカードでお支払いのお客さまのみお申し込みいただけます。
- お支払日は月末日となります (月末日が土曜・日曜・祝日の場合は、翌営業日となります。クレジットカード支払いの場合は、各クレジットカード会社が指定するお支払い日となります)。
- 手続きのタイミングにより1～2カ月請求書が別々に発行される場合があります。この期間は通話無料の対象外です。
連絡先電話番号に「au携帯電話番号」を登録することでauまとめトークが適用できる対象サービスについて
契約する固定電話契約の連絡先電話番号に「au携帯電話番号」を登録することで、auまとめトークが適用できるサービスは以下の通りです。
| auひかり 電話サービスの一部(イッツコム、リンククラブ)、ケーブルプラス電話またはケーブルプラス光電話（※ケーブルテレビ局とKDDIが連携し、提供している電話サービス）、ホーム電話、J:COM PHONEプラスまたはJ:COM PHONEひかり（※ジュピターテレコム (J:COM) が提供するサービス）、コミュファ光電話（※中部テレコミュニケーション (CTC) が提供するサービス(中部地区限定)） |
表内に記載がある事業者の固定電話を利用している場合は、au携帯電話の契約者名もしくは住所が固定電話と同一の場合に限り、上記の事業者側に連絡先電話番号にau携帯電話の番号を登録しておくだけで、auまとめトークの割引を適用できます。
ただし、契約者の連絡先電話番号を変更 (携帯電話番号ポータビリティによる事業者の変更含む) した場合は、あらためて上記事業者に届出が必要です。
届出を忘れてしまうと、割引の対象外となることがありますので注意しましょう。
「au → 自宅割」について
au携帯電話ユーザーであれば、携帯電話からの自宅に発信する際も通話料無料サービスを受けることができます。
それが「au → 自宅割」です。
「au → 自宅割」は、au携帯電話の契約で登録している「ご契約者のご自宅電話番号」が対象のauおうち電話の場合、自宅あての通話が対象となります。
割引がはじまるタイミングは、au携帯電話、auおうち電話 (固定電話) の両サービスの開通月の翌月利用分から割引の対象となります。
ただし、「請求書送付先電話番号」「勤務先電話番号」への通話は無料の対象外ですので注意しましょう。
また、「ぷりペイドサービス」も無料対象外となります。
auひかりを申し込むならWeb代理店が有利
auひかりを申し込もうと考えるとき、通常は店頭窓口・電話・Webなどの申し込みチャネルを想像すると思いますが、私は迷わず「Web代理店」をおすすめします。
Web代理店は、自宅に居ながら申し込み手続きを進めることができるため、気軽に店頭へ来店しづらい現在の空気感では、安全な方法と言えます。
また、Web代理店ではauひかりの公式キャンペーンに加えて「独自還元キャンペーン」を提供しており、家賃や人件費をできる限り削減してユーザー還元に充当している点において好印象です。
とは言っても、そもそもauひかりが提供されているエリアでなければ申し込み出来ませんので、エリア確認も含めてWeb代理店へ相談してみてはいかがでしょうか。
