au 新料金プラン

auの「ピタットプラン 5G」をわかりやすく解説!

「毎月、ほとんどデータ量を使わない」
「大半はWi-Fi環境下でしかスマホを使わない」
「家族みんなでauを契約している」
「auの関連サービスをよく利用している」
「auの5Gスマホに切り替えたい(すでに利用中)」
「auショップ店頭のサポートを受けたい」
「povoは検討していない」

これらの項目に多く当てはまる方は、auの「ピタットプラン 5G」がおすすめです。

本記事は、ピタットプラン 5Gの詳細を徹底的に解説します。ぜひご参考ください。

ピタットプラン 5Gとは?

はじめにピタットプラン 5Gの概要について解説します。

auのピタットプラン5Gは、毎月のデータ量に応じて3段階(1GB未満、4GB未満、7GB未満)で料金が確定する仕組みの5Gスマホ向けプランです。

ピタットプラン5Gの基本料金は2年契約N適用時、1GB未満時3,278円(税込)~、4GB未満時4,928円(税込)〜、7GB未満時6,578円(税込)~となっており、使った分に応じて請求額が確定する段階プランです。

もしも、月間データ利用量7GBを超過してしまった場合、通信速度が当月末まで最大128kbpsに制限されてしまいます。(通信速度の制限は、翌月1日に順次解除されます)

超高速通信を実現する5Gプランですが、データ量超過後は3G並の超低速通信に制限されます。

ピタットプラン5Gは、

  • とにかく5Gの世界を体験したい
  • 5Gスマホを利用したいけれど、データ通信はほぼ使わない
  • データ量無制限の必要性を感じない

と考える方におすすめです。

 

ピタットプラン5Gの料金内訳

それでは、ピタットプラン5Gの料金内訳について確認します。

(以下すべて税込

1GB未満 4GB未満 7GB未満
基本料金
(2年契約N適用時)
3,278円 4,928円 6,578円
家族割プラス 2人 △550円
3人以上 △1,100円
auスマートバリュー △550円
合計金額 2,178円 3,278円 4,928円

上記の通り、ピタットプラン5Gの基本料金(2年契約N適用時)は、1GB未満で3,278円(税込)、4GB未満で4,928円(税込)、7GB未満で6,578円(税込)となります。

通話料金やその他オプション料、端末分割金などは+α、別途加算されます。

ここまでは、ユーザーの契約状況に関係なく、ピタットプラン5Gを契約する全ユーザー共通です。

ここから契約状況に合わせて3つの割引が適用されます。

  1. 家族割プラスで2人なら550円割引3人なら1,100円割引
  2. auスマートバリューで550円割引(1GB以上のデータ量利用時)

つまり、家族みんなでauを利用しつつ、auひかりなどauスマートバリュー対象契約があるユーザーはより安く利用できる仕組みです。

上記の「基本料金」と「各割引」をすべて合算すると、1GB未満時2,178円(税込)~、4GB未満時3,278円(税込)、7GB未満時4,928円(税込)~となります。

 

ピタットプラン5Gは2年契約N対象プラン

ピタットプラン5Gは、2年契約N対象の料金プランです。

2年契約Nは、契約から2年の定期契約を条件として基本料金を毎月187円(税込)割引するものです。

更新期間 (2年契約N満了月の当月、翌月、翌々月の3カ月間) 以外に途中解約した場合、1,100円(税込)の契約解除料が発生します。

ちなみに、旧2年契約プラン(解約金10,450円)からピタットプラン5Gへ変更した場合は、自動的に2年契約Nへ移行されます。その際の解除料は発生しません。

2年契約Nについてもっと知りたい方は、関連記事でまとめていますので併せてご確認ください。

関連記事:「auの新料金プラン「2年契約N」へ変更する時の注意点や不明点、疑問を解消する

 

ピタットプラン5Gはデータ量繰り越しされる?

例えば、ある月のデータ利用量を0.5GBしか使わなかったと仮定します。

ピタットプラン5Gは本来1GBまで最安ステップで利用できますが、残りの0.5GBは果たして翌月へ繰り越して利用できるのか?という点が気になるところかもしれません。

しかし、ピタットプラン5Gはデータくりこし対象外です。つまり、余ったデータ量は一切翌月に繰り越されません。

ですから、例の通り月末時点で0.5GBしか使っていない場合は、できるだけ余ったデータ量を当月内に使い切った方がいいです。

ただし、データ量のカウントはスマホ本体ではなくau側が判定します。
少しでもステップをはみ出してしまうと料金が高くついてしまうので、余ったデータ量を消費する際は慎重に計画的に利用しましょう。

 

ピタットプラン5Gでテザリングを使ったらどうなる?

ピタットプラン5Gでテザリングを利用したい場合、「テザリングオプション」を申し込めば無料で利用できます。

なお、テザリングで利用したデータ量はピタットプラン5Gの利用データ量としてカウントされます。

少し前のauスマホプランではテザリングオプション利用料として毎月550円(税込)必要でしたが、ピタットプラン5Gではこの費用が「無料」となっています。

ピタットプラン5Gはデータ量をさほど必要としない方が多く契約されると思いますが、例えば仕事中や旅行中など出先で急に通信環境が必要になった際に重宝します。

月額料金が無料なので、テザリングの利用有無にかかわらずいつでも使えるよう「テザリングオプション」を申し込んでおいた方が便利です。

ちなみに、テザリングオプションはMy au(WEB)、KDDIお客さまセンター(電話)、auショップ店頭、どこでも申し込み可能です。

なお、電話や店頭で申し込んだ場合はその場ですぐに利用できますが、もしMy auから申し込む際は「9時から20時までの手続きは当日適用」「20時以降の手続きは翌日9時以降に適用」となります。

 

ピタットプラン5Gの通話定額オプションについて

よく通話を利用する方は、ピタットプラン5Gに「通話定額2」または「通話定額ライト2」どちらかの通話オプションに加入することをおすすめします。

 

通話定額2は、月額1,980円(税込)で対象の国内通話が24時間定額で話し放題となるオプションです。

一方、通話定額ライト2は、月額880円(税込)で対象の国内通話1回あたり5分以内であれば何度でも話し放題となるオプションです。

ただし、通話定額ライト2で1回の通話あたり5分を超過した場合、または通話オプションに加入しなかった場合の通話単価については、auの家族割加入者同士の通話は無料になるものの、それ以外の電話は30秒あたり税込22円(衛星船舶電話への通話は30秒あたり税込55円)で加算請求されます。

ちなみに「通話定額2」「通話定額ライト2」は、どちらも共通して通話料が定額となるだけでなくお留守番サービスEX、三者通話サービス、迷惑電話撃退サービス、待ちうた、割込通話も追加料金なしで利用することができます

仕事で通話を利用していたり、通話頻度が多いユーザーにとってはありがたいところです。

関連記事:「auの通話定額2/通話定額ライト2を徹底解説!

 

ピタットプラン 5Gのメリットとデメリットまとめ

ピタットプラン 5Gのメリットとデメリットについてまとめます。

メリット デメリット
  • 月間データ量に応じて料金が確定する
  • データ量上限7GBだから使い過ぎの心配不要
  • データ量の節約に神経を使う
  • 家族割プラスが組めないと高い
  • auスマートバリューのメリットが少ない

ピタットプラン5Gのメリットは、何と言っても割引適用前の基本料金の安さとデータ量に応じて料金が確定する点にあり、データ量をあまり使わないライトユーザーにとって大きなメリットと言えます。

一方、データ量の節約や調節に神経を使ってしまう点はデメリットに感じます。

 

ピタットプラン5Gは、1GB未満でおさまるか1GB超過するかどうかで1,650円(税込)の金額差があります。

同様に、4GB未満でおさまるか4GBを超過するかどうかでも1,650円(税込)の金額差があります。

安く利用する為には、おのずとデータ量の節約に神経を使ってしまいかねません。

特に、月末はなおさらです。

ほんのわずかな利用でも次のステップへ踏み入れたら1,650円(税込)アップしてしまいますからね。

「データ量の確認・節約に神経を使いたくない」と考える場合は、定額タイプの料金プランを選択肢として考えても良いかもしれません。

ちょっと先の未来を想像しながら、納得のいくプラン選びをしましょう。

 

5Gエリアは要確認

auの5Gエリアは、2020年3月から現在にかけて順次拡大中です。

都市部では5Gエリアが少しずつ広がってきていますが、地方ではまだエリア外のところも多いため、しばらくの間は4G LTE通信が中心となりそうです。

ピタットプラン 5Gの利用を検討しているユーザーは、事前に5G対象エリアを十分確認した上でご契約ください。

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