auからOPPO A54 5G(オッポA54 5G)が発売されることが決まりました。
発売日は2021年5月下旬以降。国内キャリアではauのみの限定販売ということです。
OPPO A54 5Gは価格が安い「エントリーモデル」の部類ですが、スペックを見る限り、数年前のハイエンドモデルと変わりません。
スマホデビューを考えている方のみならず、「利用しているスマホが古くなったからそろそろ買い替えようかな」と検討しているユーザーは必見です。
本記事では、OPPO A54 5Gの特徴や魅力をまとめて解説します。
OPPO A54 5Gの特徴まとめ
まずはじめに、OPPO A54 5Gの特徴をまとめます。
- au限定発売
- 5G対応のエントリーモデル
- バッテリー容量5000mAh
- 急速充電18W対応
- 6.5インチの大画面ディスプレイ
- 画面解像度FHD+(1080×2280)
- リフレッシュレート最大90Hz対応
(※動画とゲーム利用時は60Hz) - タッチサンプリングレート180Hz
- アウトカメラは最大4800万画素メインカメラ搭載の4眼レンズ
- インカメラは約1600万画素
- 独自OS「ColorOS 11 (Android™ 11ベース)」搭載
- チップセットはSnapdragon 480 5G(8コア)搭載
- メモリはRAM 4GB/ROM 64GB搭載
- 外部メモリ最大256GBのmicroSDXC™対応
- カラーはファンタスティックパープル、シルバーブラックの2色
- 防水/防塵/おさいふケータイ非対応
- 指紋認証&顔認証対応
OPPO A54 5Gはエントリーモデルといえど、数年前のハイエンドモデルと変わらないスペックです。
- 初めてスマホを使う方
- シンプルで使いやすいスマホを求めている方
- せっかく買うなら長く使いたい方
このような目的の方だけに限らず、
- 3〜4年前のハイエンドモデルを利用中
- サブ機を探している
といったユーザーにもおすすめの1台です。
OPPO A54 5Gのデザイン
OPPO A54 5Gのデザインについて確認します。
まず、今回のカラーバリエーションは「ファンタスティックパープル」と「シルバーブラック」の2色です。
光のあたり具合で見え方が変わるグラデーションが特徴的です。
また、インカメラはパンチホールデザインとしてディスプレイ左上に配置されています。
本体サイズや重量は現時点で「測定中」ということですが、6.5インチの大画面ディスプレイということを考えると、ずっしりした大きなサイズ感となるでしょう。
OPPO A54 5Gのディスプレイ
OPPO A54 5Gは、約6.5インチの大画面ディスプレイを搭載しています。
解像度2,400×1,080のFHD+ディスプレイを搭載し、高画質な動画もキメ細かい描写で楽しめます。
OPPOと言えば有機EL(AMOLED)ディスプレイが主流ですが、今回のOPPO A54 5Gでは「TFT-LCD(液晶ディスプレイ)」を採用しています。
なお、リフレッシュレートは最大90Hzに対応しているものの、動画とゲーム利用時は60Hzと制限される点がやや残念です。
ただ、タッチサンプリングレートは180Hzに対応しているため、ゲームや画面スクロールのレスポンスは非常に良いです。
OPPO A54 5Gのカメラ
OPPO A54 5Gのアウトカメラは、約4800万画素のメインカメラ+約800万画素の超広角カメラ+約200万画素のモノクロカメラ+約200万画素のマクロカメラ、合計4眼レンズを搭載しています。
視野角119度の超広角撮影と4cmまで接写できるマクロ撮影に対応しているようです。
ここまで見ると、普通のエントリーモデルスマホといった印象ですが、OPPO A54 5Gのカメラは「写真のソフトウェア処理」が群を抜いて優れています。
なんと、OPPO A54 5Gにはソフトウェア処理で1億800万画素相当の撮影を実現する「超高解像度モード」が搭載され、拡大しても細部まできめ細かな写真を残すことができます。
高性能レンズとAIを組み合わせた革新的な機能です。
OPPO A54 5Gのパフォーマンス
OPPO A54 5Gのパフォーマンス性能について解説します。
OPPO A54 5GのチップセットにはSnapdragon 480 5Gが搭載されています。
ちなみに、AnTuTuベンチマークv8スコアにおいて、Snapdragon 480 5Gは総合性能28万点超えと報告されています。
比較すると、Snapdragon 690 5Gや、AppleのA10 Fusion(iPhone 7世代)とほぼ同等の処理能力と言えます。
eスポーツなどの利用には向かないものの、一般的なゲームアプリであればなんら問題なく楽しめそうです。
また、内臓メモリにおいてはRAM 4GB、ROM 64GBを搭載し、ストレージ不足に陥っても外部ストレージとして最大256GBのmicro SDXCに対応しているため、快適に利用できます。
OPPO A54 5Gのバッテリー
OPPO A54 5Gは、5000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
直近で発売されたスマホの大半が3000〜4000mAh台でしたので、かなり大きく増加・改良されています。
また、最大18Wの急速充電に対応しており、電池がなくなってもスムーズに充電できるのは嬉しいところです。
OPPO独自OS「Color OS」について
従来より、OPPOのスマホにはAndroid OSをベースにした「Color OS」が採用されています。
(ちなみに今回のOPPO A54 5Gには、Android 11をベースにした「Color OS 11」が搭載されています。)
ColorOSの使い勝手(ユーザーインターフェイス)は一般的なAndroid OSと大きく異なり、ホーム画面の仕様・通知バーのデザイン・スクリーンショットの手順(指3本をスライド)などが独特で、アプリをパスワードで保護するなどの便利な機能も備えています。
“海外製スマホの独自OS”と聞くと、「Google関連のアプリが使えないのでは?」と心配に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、OPPOの「ColorOS」はGMS(Googleモバイルサービス)を取得しているので、Google PlayやGmail、Google MapなどのGoogleアプリを問題なく利用できます。
というより、OPPOスマホにはGoogleアプリが多数プリインストールされているため、もはや”かなりGoogle寄り”に作られています。
SNSやゲームアプリなども、他のAndroidスマホと同様「Google Play」からインストールできるのでご安心ください。
OPPO A54 5Gのスペックまとめ
OPPO A54 5Gのスペックをまとめます。
製品名 | OPPO A54 5G (オッポA54 5G) |
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型番 | OPG02 | |
メーカー | OPPO | |
発売日 | 2021年5月下旬以降 | |
価格 (税込) |
未定 | |
カラー | ファンタスティックパープル シルバーブラック 合計2色 |
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サイズ | 測定中 | |
重量 | 測定中 | |
ディスプレイ | 約6.5インチ TFT-LCD 解像度:2,400×1,080(FHD+) 最大表示色:約1,677万色 |
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バッテリー容量 | 5,000mAh | |
OS | ColorOS 11 (based on Android™ 11) | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G Mobile Platform (2.0GHz/2+1.8GHz/6) |
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メモリ | RAM 4GB/ROM 64GB | |
外部メモリ | 最大256GB microSDXC™ | |
通信規格 | 5G(sub6/<sub6・ミリ波>以外の周波数) 4G LTE WiMAX 2+ |
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最大通信速度 | 測定中 | |
アウトカメラ |
メイン | 約4800万画素 |
超広角 | 約800万画素 |
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マクロ | 約200万画素 |
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モノクロ | 約200万画素 |
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インカメラ | 約1600万画素 |
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Wi-Fi規格 | Wi-Fi 5 (a/b/g/n/ac) |
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Bluetooth® | Ver.5.1 | |
防水/防塵 | 非対応 | |
おさいふケータイ | 非対応 | |
フルセグ/ワンセグ | 非対応 | |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
やはり注意点としては防水/防塵/おさいふケータイに非対応というところでしょうか。水回りでの使用は極力控えたいところです。
とは言っても、「5000mAhの大容量バッテリー」や「最大4800万画素のアウトカメラ」は目を見張るものがあります。
本体サイズ・重量・通信速度・販売価格など、まだ不明確な点もありますので今後の続報に期待です。
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