Mi 10 Lite 5G(ミー テン ライト ファイブジー)の魅力は何と言っても5Gスマホが破格の値段で購入できる点です。
auオンラインショップ価格で42,740円(税込み)というのは、現時点で国内5Gスマホ最安機ではないでしょうか。
ただ、Mi 10 Lite 5G(ミー テン ライト ファイブジー)の魅力は決して「価格だけ」ではありません。
本記事で、Mi 10 Lite 5Gのスペック詳細や製品の魅力をご紹介します!
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Mi 10 Lite 5Gのデザインを確認する
それではMi 10 Lite 5Gのデザインについて確認します。
もともと、グローバルモデルでは、ブルー・ブラック・ホワイトの3色が発表されており、中でもグラデーションがかったブルーの色味が個人的には大変気に入っていました。
しかし、auから発売されるMi 10 Lite 5G(XIG01)では、ブラック(コズミックグレー)・ホワイト(ドリームホワイト)の2色展開となっており、ブルーの取り扱いがありません。
また、Liteという名前には「性能を抑えたモデル」という意味のほかに「軽くて薄いデザイン」という意味も込められているようです。
しかし、本体の大きさは約W75×H164×D8.7mm(最厚部 9.9mm)、重さは約193gと標準的なサイズです。
他メーカーのスマホと比べたら、正直なところ突き抜けてLiteなモデルとは言い難いです。
Mi 10 Lite 5Gのディスプレについて
Mi 10 Lite 5Gのディスプレイは、“ほぼ”ボーダーレスな約6.6インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイが採用されており、解像度はFHD+(2,400×1,080)で楽しむことができます。
インカメラのノッチ(切り欠き)は極限まで狭めているのが印象的で、ディスプレイ下部にはベゼルをやや残してあります。
人によって好みが分かれるところかもしれませんが、下部のベゼルが残っていると片手でスマホを持ったときの”指休め“として最適なので、個人的にはポジティブな印象を持っています。
Mi 10 Lite 5Gのカメラはフラグシップレベル
Mi 10 Lite 5Gのカメラはフラッグシップレベルです。
アウトカメラには、約4800万画素のメインレンズ、約800万画素で120度の視野角を持つワイドアングルレンズ、約200万画素数で接写撮影に適したマイクロレンズ、約200万画素で被写体の奥行きを検知するデプスレンズの計4眼レンズを搭載しています。
これらの高性能レンズとAIを組み合わせることで、あらゆるシーンや被写体を賢く認識し、色鮮やかで細部まで際立つ美しい写真に仕上げることができます。
ちなみに、静止画最大撮影サイズは8,000×6,000、動画最大撮影サイズは3,840×2,160(アスペクト比16:9の4K動画撮影が可能)です。
また、万華鏡を覗いているような動画を撮影したり、インカメラとアウトカメラを同時撮影する面白い機能が搭載されていますので、カメラの新しい楽しみ方が広がります。
一方、アウトカメラだけでなくインカメラの性能も非常に優れています。
インカメラの有効画素数は約1,600万画素で、一般的なスマホのアウトカメラよりも精細で美しい写真や動画を撮影することができます。
このインカメラでは、120fps(毎秒120コマ)のスローモーション撮影に対応しているので、例えばインスタのストーリーやコンテンツに他人とは一味違う動画をアップしたり、野球やゴルフのスイングを撮影しておけば一人で簡単にフォームをチェックできたりします。
Mi 10 Lite 5Gのバッテリーパフォーマンス
Mi 10 Lite 5Gは、4160mAhの大容量バッテリーが搭載されています。
また、20Wの高速充電にも対応しているため、長時間動画やゲームを楽しんでもバッテリーの残量を気にすることは少なくなりますし、もし残量が少なくなっても短時間でチャージできるので快適です。
また、Mi 10 Lite 5Gに搭載されるチップセット「Snapdragon 765G」が、前作のチップセット(Snapdragon 730)と比較して消費電力が35%減少しているのも、実使用時間に大きな影響を与えそうです。
Mi 10 Lite 5Gの処理能力について
Mi 10 Lite 5GのCPUには、Qualcomm® の「Snapdragon™ 765G 5G Mobile Platform」が採用されています。また、au版のメモリ(RAM)は6GB、内部ストレージ(ROM)は128GBが搭載されています。
基本的にはほとんどのゲームアプリを快適に楽しめる性能です。
もし、高い処理能力が要求されるゲームをプレイしても、端末の前面と背面から基板を冷やす「フローティングステレオ液冷システム」によって、発熱を抑え、快適な操作性を維持することができるようになっています。
ただし、FPS(一人称視点)やTPS(三人称視点)のオンライン対戦型ゲームのように、一瞬の判断と操作性を要求するゲームアプリでは、ほんのわずかなラグが生じることで勝敗が左右される可能性も否めません。
なお、残念ながらMi 10 Lite 5Gは外部ストレージ(micro SD)は非対応となっています。
写真や動画データのバックアップは少し注意が必要ですが、Googleフォトやパソコンなどを活用すれば何ら心配はいりません。
実はオーディオジャック搭載
近年、Bluetooth®︎で接続するワイヤレスイヤホンの普及に伴い、イヤホンジャックを搭載していないスマホが増えてきましたが、中には有線イヤホンの安定感を求める方も一定数いらっしゃるかと思います。
Mi 10 Lite 5Gは、3.5mmの有線イヤホンジャックを搭載しています。
動画、音楽、ゲームアプリを楽しむ際に有線イヤホンを活用することで、音飛び、途切れ、ズレを最小限に抑えることができるので集中してコンテンツを楽しむことができます。
防水・防塵非・おさいふケータイ非対応なので注意!
Mi 10 Lite 5Gの弱点として挙げるとするなら「防水、防塵、おさいふケータイに非対応」ということでしょうか。
パワフルな処理能力やバッテリー性能、優れたカメラ性能を有しているのですが、水分や埃に弱いので悪天候の屋外や、水場での使用は要注意です。
また、おさいふケータイに非対応というのは、通勤時に被接触型決済を利用する方にとってかなり残念なところです。
やはり、価格の安い端末には、安いなりの理由があるようです。
独自OS「MIUI」でGoogle Playストアは使えるのか?
Xiaomiのスマホには「MIUI」というAndroid OSをベースとしてXiaomiが独自にカタマイズしたOSが搭載されています。
もしかすると昨今の世界情勢の影響で、Mi 10 Lite 5GでGoogle Playストアは問題なく使えるのか?という点が気になっている方もいらっしゃるかもしれません。
もともと、この「MIUI」にはグローバルモデル版、中国版、ショップ(キャリア)版の3種類が存在し、モデルによってGoogle Playストアがプリインストールされているかどうかが異なります。
が、結論から言うと、グローバルモデルとショップ(キャリア)版では基本的にGoogle Playストアがプリインストールされています。
一方、中国版の「MIUI」を搭載したXiaomiのスマホにはGoogle Playストアがプリインストールされていませんので、手動でインストールする必要があります。
つまりau版「Mi 10 Lite 5G」は、Google Playストアがプリインストールされており、他のAndroidスマホと同様に問題なく利用できると考えて良いです。
Mi 10 Lite 5Gのスペックまとめ
それでは、auで購入できるMi 10 Lite 5G(ミー テン ライト ファイブジー)のスペックをまとめます。
製品名 | Mi 10 Lite 5G(ミー テン ライト ファイブジー) | |
型番 | XIG01(エックスアイジーゼロイチ) | |
メーカー | Xiaomi(シャオミ) | |
発売日 | 2020年9月4日 | |
価格 | 42,740円(税込み) ※auオンラインショップ価格 | |
かえトクプログラム適用時の価格 | 29,900円(税込み)~ ※Mi 10 Lite 5Gを購入後13ヵ月目~25ヵ月目までに新たな機種に買い替えし、使い終わったMi 10 Lite 5Gをauが回収した場合の価格。分割支払金の最終回分最大12,840円が支払い不要 | |
カラー | コズミックグレー・ドリームホワイト 2色 | |
OS | MIUI 11(Android™ 10をベースとした独自OS) | |
サイズ | 約W75×H164×D8.7mm(最厚部 9.9mm) | |
重量 | 約193g | |
ディスプレイ | 約6.6インチAMOLED(有機EL)ディスプレイ(解像度:2,400×1,080(FHD+))、最大表示色:約1,677万色 | |
バッテリー容量 | 4,160mAh | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 765G 5G Mobile Platform 2.4 GHz/1+2.2GHz/1+1.8GHz/6 |
|
メモリ | RAM 6GB/ROM 128GB | |
通信規格 | 5G(sub6)/4G LTE/WiMAX 2+ | |
最大通信速度 受信最大/送信最大(Mbps) |
2.1Gbps/183Mbps | |
アウトカメラ |
メインレンズ | 約4800万画素 F値1.79 |
ワイドレンズ | 約800万画素 F値2.2 視野角120度 | |
マイクロレンズ | 約200万画素 F値2.4 | |
デプスレンズ | 約200万画素 F値2.4 | |
インカメラ | 約1,600万画素 | |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth |
Ver.5.1 | |
防水/防塵 | 非対応 | |
おさいふケータイ | 非対応 | |
フルセグ/ワンセグ | 非対応 | |
生体認証 | 指紋/顔 | |
USBタイプ | USB Type-C | |
同梱品 | ACアダプタ(試供品)、USB Type-Cデータケーブル(試供品)、画面保護シート(貼付済/試供品)、クリアケース(試供品)、SIM取り出し用ピン(試供品) |
スペックをまとめて確認すると、防水・防塵・おさいふケータイ・ワンセグなどの便利機能がすべて非対応という点がやや残念ですが、その他の性能はフラグシップモデルと遜色ないほど優れていることがわかります。
他メーカーのフラグシップモデルが軒並み10万円前後なのに対し、これだけの高い性能をもつスマホがその半額以下で購入できる圧倒的にコスパに、私は驚きを隠せません。
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