京セラの高耐久5Gスマホ『TORQUE 5G(トルク 5G)』が、2021年3月26日からauで発売されます。
TORQUE 5Gは、米軍仕様の耐久規格21項目(MIL規格)に加えて京セラ独自の耐薬品試験など7項目、合計で28項目の試験を行い、それらをすべてクリアしています。
例えば、落下面にサンドペーパーを敷いた鋼板に高さ約2.0mから26方向で落下させる試験をクリアしていたり、水深2mの海水(日本沿岸部を想定した海水)で60分間使用しても問題なかったり、端末が汚れても泡ハンドソープでの洗浄や、アルコール除菌シートでの拭き取りも大丈夫だそうです。
アウトドアを愛する方々、過酷な環境で職務を全うする仕事人にとって、TORQUE 5G(トルク 5G)は最高のパートナーと言えます。
本記事では、TORQUE 5Gの耐久性、その他スペックなどを徹底的に解説します。
関連記事:「au新機種2021年春夏モデルまとめ!」
TORQUE 5Gはどれくらい頑丈なのか?
TORQUE 5G(トルク5G)は「世界トップクラスに優れた耐久性」が特徴です。
今回のTORQUE 5Gは、米軍仕様の耐久規格21項目(MIL規格)に加えて京セラ独自の耐久試験7項目、トルクシリーズ史上最多となる合計28項目の試験を行い、すべてクリアしています。
落下、タンブル、鋼球落下、衝撃、振動、耐荷重、耐海水、泡ハンドソープ洗浄、温水シャワー、塩水噴霧、耐薬品、防塵、風雨、浸漬、雨滴、凍結-融解、氷・低温雨、湿度、低温動作、低温保管、高温動作(連続)、高温動作(温度変化)、高温保管(連続)、高温保管(温度変化)、温度衝撃、太陽光照射、低圧動作、低圧保管
ここからは、TORQUE 5G(トルク5G)は具体的にどのような試験をクリアしているのか?どれくらい頑丈なのか?細かく解説します。
(※以下、製品の有する性能は試験環境下での確認であり、実際の使用時全ての状況での動作を保証するものではありません。また、無破損・無故障を保証するものではありませんのでご了承ください。)
耐衝撃
TORQUE 5G(トルク5G)は、2mの高さから落としても壊れにくい耐衝撃性能を持っています。
日常生活はもちろん、アウトドアシーンの落下も想定した頑丈なつくりです。
- 落下面にサンドペーパーを敷いた鋼板に高さ約2.0mから製品を26方向で落下させる試験
- 高さ約1.0mから500回連続落下させる試験
- 約100gの鋼球を1mの高さからディスプレイ面(中央)に落下させる試験。
耐振動
TORQUE 5G(トルク5G)は、耐振動性能も保たれています。
例えば、スポーツバイクに端末を固定しながら荒い道を走っても、問題がないほど頑丈なつくりです。
(※自動車・原動機付自転車運転中の携帯電話の使用は法律で禁止されています(自転車運転中の使用も法律などで罰せられる場合があります))
- 3時間(3方向各1時間/20~2,000Hz)の振動試験
防塵/防水
TORQUE 5G(トルク5G)は、優れた防塵・防水性能をもっています。
防塵に関してはひどい土ぼこりを被っても、防水に関しては風雨、浸漬、雨滴にも耐えうる頑丈さです。
- 粉塵→連続6時間(風速8.9m/s、濃度10.6g/㎥)の粉塵試験
- 防水→Blowing Rain(風雨)、Immersion(浸漬)、Rain Drip(雨滴)の耐久試験
耐久温度/日射
TORQUE 5G(トルク5G)は灼熱の炎天下でも正常に作動します。
真夏の炎天下で作業する方、アウトドアを楽しむ方も安心して利用できます。
- 高温動作環境60℃で連続3時間の動作試験
- 高温保管環境70℃で連続4時間の高温耐久試験
- 30~70℃まで変化させる高温耐久試験
耐氷結/低温動作
TORQUE 5G(トルク5G)は氷点下のスキー場でも正常に作動する耐氷結・低温動作試験をクリアしています。
ゲレンデで仲間と連絡を取り合ったり、美しい雪景色や滑りをカメラ撮影するときも安心して使えます。
- 凍結ー融解試験
- 氷・低温雨試験→-10℃の冷却水で6mm厚の氷が張るまで氷結させる試験
低気圧対応
TORQUE 5G(トルク5G)は標高が高い場所でも使えます。
ちなみに、高度約4,572m相当の場所で連続2時間使用する低気圧試験をクリアしています。
日本で最も標高が高い富士山(標高:3,776m)でも、安心して利用できます。
ですが、それよりも標高が高い(特に高度約4,572m以上の)場所での使用は不向きかもしれません。
- 連続2時間(57.2kPa/高度約4,572m相当)
耐海水
TORQUE 5G(トルク5G)は、川や湖だけでなく水深2mの海水にも耐えうる耐海水性能をもっています。
海に潜って、海中の様子を写真や動画で撮影する際も安心して利用できます。
一般のスマホでは考えられない耐久性ですね。
- 日本沿岸部を想定した海水で、水深約2.0mに約60分間沈める試験
温水シャワー
TORQUE 5G(トルク5G)は、43℃以下のお湯で洗い流して使えます。
例えば、真冬に土ぼこりを被った端末を洗い流そうとする際、真水でやると寒さに耐えられませんよね。
このような時にもTORQUE 5G(トルク5G)なら温水できれいに洗い流せます。
- シャワーの温度程度のお湯(43℃以下)を端末にかける試験
耐荷重
TORQUE 5G(トルク5G)は大きな荷重がかかっても壊れにくい耐荷重性能をもっています。
例えば、うしろポケットに端末を入れたまま平たい場所に座っても壊れにくい頑丈さです。(※故意に行うのはお控えください)
ボディ全体に約100kgfの面荷重を均等にかける荷重試験
耐薬品/泡ハンドソープ洗浄
TORQUE 5G(トルク5G)は、汚れても泡ソープで洗えます。さらにアルコール除菌シートできれいに拭いても問題ありません。
毎日何度も手にするスマホには無数の菌が付着しています。増してやウィルス付着による感染拡大の心配もあります。
市販のハンドソープ・除菌シートできれいに洗い流し、清潔に使っていきたいものです。
- 耐薬品→消毒用として市販されているイソプロピルアルコール、エタノール、次亜塩素酸ナトリウムを少量含ませた柔らかい布での拭き取り試験
- 泡ハンドソープ洗浄→泡ハンドソープ・泡ボディソープでの手洗い・すすぎの洗浄サイクル試験
TORQUE 5Gのデザイン
耐久性を実現するボディデザイン
TORQUE 5G(トルク5G)は、あらゆる衝撃や破損リスクを低減するための工夫が随所に施されています。
前面ディスプレイには強化ガラスとアクリルパネルを組み合わせた独自構造の「ハイブリッド・シールド」が採用されています。
側面には、たわみによるガラス割れの低減・電源ボタンの破損を防ぐ凸構造が施されています。
一方、背面は端末落下時の衝撃を緩和させる多面体構造となっており、あらゆる方向から落下した場合でも故障しにくい頑丈性を保っています。
カラーバリエーションは3色
TORQUE 5G(トルク5G)のカラーバリエーションは、イエロー・レッド・ブラックの3色です。
(期間限定でColemanコラボカラー”カモフラレッド“もあります)
中でもイエローは、これまでに無い鮮やかな発色です。自然環境の下でもすぐ目にとまる色合いなので個人的には一番気になっています。
TORQUE 5Gのカメラ
TORQUE 5G(トルク5G)のカメラは、背面(アウトカメラ)に約2,400万画素(F値1.8)のメインカメラ+約1,600万画素(F値2.2)のワイドカメラ(超広角)が搭載されています。
ちなみにサブカメラ(インカメラ)は約800万画素です。
トルクシリーズ初機能として、薄暗い場所でも明るくキレイに撮れる「ナイトモード」や、最大360°のパノラマ写真が撮れる「パノラマモード」、メイン/ワイドカメラとサブカメラを同時撮影してそれぞれの絵をミックスする「マルチカメラ」、動画撮影時に風の音を低減する「風切り音低減」などが新たに搭載されています。
なお、背景をぼかして被写体をフォーカスした写真を撮る「ポートレートモード」や、日時/速度/高度/天気など撮影時の情報を写真や動画に重ねて撮影できる「Action Overlay(アクション・オーバーレイ)」、サイクリング時にあらゆるデータと連動して撮影する「Bike」、魚の長さをカメラで計測し自動的に判別した魚の名前とともに記録する「Fishing(Google Play ストアで配信予定)」などのモードが前作よりもパワーアップしています。
TORQUE 5G(トルク5G)のカメラは、アクティブシーンに特化しており、アウトドアでの撮影は大変便利です。
TORQUE 5Gのバッテリーについて
TORQUE 5G(トルク5G)には、4,000mAhの大容量バッテリーが搭載されています。
しかも、電池パックは着脱可能となっており、ユーザー自身で背面カバーを取り外してかんたんに交換できます。
例えば、あらかじめ予備電池パック(別売り)を準備しておけば、キャンプや登山など長時間アウトドアへ出かける際も安心して使えます。
TORQUE 5Gのパフォーマンス性能
TORQUE 5G(トルク5G)は、チップセットにクアルコム社のSnapdragon™ 765が搭載されています。
また、メモリ(RAM)は6GB、内部ストレージ(ROM)は128GB搭載し、外部メモリは最大1TBのmicroSDXC™に対応しています。
よほど高負荷のかかるゲームアプリ以外ならなんら問題なくサクサク楽しめそうです。
TORQUE 5G Coleman LIMITEDについて
今回のTORQUE 5G(トルク5G)は、アウトドア用品で有名なColeman(コールマン)とタイアップしたコラボモデル【TORQUE (R) 5G Coleman LIMITED】が期間限定で発売されます。
コラボモデルの【TORQUE (R) 5G Coleman LIMITED】は、カモフラレッドという限定カラーデザインです。ほかにも外装箱、背面デザイン、起動画面、壁紙などいたるところにColemanのデザインがあしらわれています。
【TORQUE (R) 5G Coleman LIMITED】は、2021年3月17日(水)午前10時~2021年5月5日(水)午後11時59分の期間に予約を行い、2021年4月下旬以降より順次購入することができます。
TORQUE公式YouTubeにて、【TORQUE (R) 5G Coleman LIMITED】のイメージ動画が配信されています。気になる方はあわせてチェックしてください。
TORQUE 5Gのスペックまとめ
TORQUE 5G(トルク5G)のスペックをまとめます。
製品名 | TORQUE 5G(トルク5G) | |
型番 | KYG01 | |
メーカー | 京セラ | |
発売日 | 2021年3月26日 (Colemanモデルは2021年4月下旬以降) |
|
価格 (税込) |
88,885円 | |
カラー | 通常:イエロー・レッド・ブラック Coleman LIMITED:カモフラレッド 合計4色 |
|
サイズ | 横75 × 高さ167 × 厚さ14.8mm(最厚部20.3mm) | |
重量 | 約248g | |
ディスプレイ | 約5.5インチ FHD+ IPS液晶 | |
バッテリー容量 | 4,000mAh (着脱可能) |
|
OS | Android™ 11 | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 765 (2.3GHz/1コア+2.2GHz/1コア+1.8GHz/6コア) |
|
メモリ | RAM:6GB ROM:128GB |
|
外部メモリ | microSDXC™(最大1TB) | |
通信規格 | 5G/4G LTE™/WiMAX™ 2+ | |
最大通信速度 | 受信最大2.1Gbps 送信最大183Mbps |
|
アウトカメラ |
メイン | 約2,400万画素(CMOS) F値1.8 |
ワイド (超広角) |
約1,600万画素(CMOS) F値2.2 |
|
インカメラ | 約800万画素(CMOS) | |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth® | Ver.5.2 | |
接続端子 | USB Type-C™接続端子/ANT+™ | |
耐衝撃 防水/防塵 |
耐衝撃(MIL-STD-810H Method 516.8:Shock-Procedure IV) 防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X) |
|
おさいふケータイ | 対応 | |
フルセグ/ワンセグ | 非対応 | |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 |