総務省vs大手携帯会社の争いで、携帯料金値下げの攻防戦が激しさを増しています。
auユーザーとしてはメインブランド「au」の値下げを期待するところですが、KDDIはまさかUQモバイルで値下げプランを発表。
競合他社の動き次第でまだわからないところではありますが、もしこのままメインブランド「au」で値下げの動きがないなら、サブブランド「UQモバイル」や他社への乗り換えを検討する方もいらっしゃるかもしれません。
その時に考えるのが「auを利用する価値」、いわゆる「メリット」です。
そもそもauを使い続けるメリットは一体どこにあるのでしょうか。
その答えは、KDDI金融サービスとの連携で超VIP待遇を受けられる点にあります。
例えば…
- じぶん銀行の住宅ローン金利値下げ
- auカブコム証券のポイント還元や手数料値引き
- au PAYゴールドカードの利用料金設定で携帯代やネット代が11%還元、au PAY マーケット購入金額の8% (最大17％)還元、auでんき利用料金の3% (最大11％)還元など…
上記以外にもたくさんの優遇があります。
つまり、auユーザーがauを利用し続けるなら、au回線単独ではなく、KDDIが提供する各種金融サービスを使ってこそ、うまみ（メリット）が生まれるのです。
これらのメリットはMVNOにはもちろんありませんし、競合のドコモやソフトバンクよりも優れていると感じます。
そんな中、クレジットカードであるau PAYカードからキャッシュレス決済のau PAYへ、残高をリアルタイムでチャージできる機能が2020年12月1日から追加されました。
それに伴ってスタートキャンペーンも実施され、au PAYカードからチャージするだけでかんたんにPontaポイントを獲得できます。
本記事で詳細を解説します。
※現時点の情報をもとに執筆しておりますが、予告なく変更・終了される可能性がありますのでご了承ください。
2020年12月1日からau PAY 残高へのチャージ方法に「リアルタイムチャージ（au PAY カード）」が追加
KDDIとauフィナンシャルサービスは2020年12月1日から、au PAY 残高へのチャージ方法に、au PAY カードからの「リアルタイムチャージ」を追加しました。
au PAY カードによるリアルタイムチャージはau回線を契約するユーザーだけが利用できます。
キャッシュレスとしてのau PAYは、定期的に開催される大幅還元キャンペーンが魅力ですが、唯一、リアルタイムチャージの”うまみ”を受けにくいのがネックでした。
実はすでに「auかんたん決済（通信料金合算支払い）」や「auじぶん銀行」はau PAYへのリアルタイムチャージに対応していましたが、チャージでポイントを稼ぐにはauじぶん銀行の利用が基本でした。
しかし、au PAYカードと比べると特典の豊富さで負けてしまい、口座開設の手間もかかるため、結局、auかんたん決済（通信料金合算支払い）でチャージしていた方が多かったと思います。
ですが、12月以降はau PAYカードとの連携で都度チャージせずとも使った分だけクレジットカードから自動で引き落とされるようにできるため、カードの特典を享受しながらチャージの手間も解消できるようになります。
今回、au PAYカードがau PAY残高へリアルタイムチャージに対応したことを記念して、2020年12月1日から2021年2月28日までの３ヶ月間、
- au PAYカードからのチャージでPontaポイントを合計5%還元するキャンペーン
- 「リアルタイムチャージ（au PAY カード）」を設定すると抽選で20,000Pontaポイントをプレゼントするキャンペーン
上記２つのスタートキャンペーンが実施されます。
以下、キャンペーンの詳細を解説します。
「リアルタイムチャージ（au PAY カード）」開始キャンペーンについて
通常、au PAYカードからau PAYへの残高チャージは100円につきPontaポイント1P＝1%の還元率なのですが、2020年12月1日から2021年2月28日までの３ヶ月間の利用分においては「カードからのチャージで合計5%還元される」ようになり、
さらに、「カードからのリアルタイムチャージ設定で2万ポイントが当たるキャンペーン」が開催されています。
すでにau PAY カードを持っている方や普段からau PAYを日常的に利用している方は絶対利用した方が良いです。
au PAYカードからのチャージで合計5%還元
au PAYカードからau PAY残高へのチャージで5%還元されるのは、2020年12月1日～2021年2月28日の３ヶ月間です。
この期間中にau PAY カードからau PAY 残高へチャージ（リアルタイムチャージ含む）すると、通常1%還元のところが期間中は4%増量し合計5%還元されます。
実はau PAYのコード払いで200円につきPontaポイント1P＝0.5%還元も加算されるため、正確にいうとキャンペーン期間中は合計5.5%も還元されます。
ちなみに、期間中の還元上限は3,000ポイントとなっているため、チャージ額にしておよそ６万円（もし増量分だけなら7.5万円）といったところでしょうか。上限額の幅はけっこう高めです。
ポイントが還元されるタイミングは利用月の翌月末ごろと予定されており、
- 2020年12月1日～2020年12月末日利用分は、2021年1月末日ごろ還元
- 2021年1月1日～2021年1月末日ご利用分は、2021年2月末日ごろ還元
- 2021年2月1日～2021年2月末日ご利用分は、2021年3月末日ごろ還元
となっています。
ただし、2020年12月1日以降に「au PAY カード」を新規申し込みしたユーザーは「新規入会＆利用特典」が優先され、今回のキャンペーン対象外となるため注意が必要です。
リアルタイムチャージ（au PAY カード）を設定すると抽選で20,000Pontaポイントプレゼント
また、2020年12月1日～2021年2月28日の期間中にau PAYカードからau PAY 残高へリアルタイムチャージを設定し、リアルタイムチャージで合計1,000円以上利用した方の中から抽選で1,000名に20,000Pontaポイントがプレゼントされます。
対象期間中に
- au PAY カードでリアルタイムチャージを設定
- リアルタイムチャージで合計1,000円以上チャージ（利用）
上記だけでクリアできますのでかなり簡単です。
（ちなみにリアルタイムチャージで不足額分(チャージ分)の合計が1,000円に達しなかった場合、返品による取消が発生した場合などは抽選対象外となります。）
この抽選20,000ポイントプレゼントキャンペーンは、先程の「au PAYカードからau PAY残高へチャージで5%還元キャンペーン」と併用できるため、この際、リアルタイムチャージを設定してがんがん使っていきたいところです。
リアルタイムチャージの設定手順
au PAYカードからau PAY残高へリアルタイムチャージする設定方法は、とてもかんたんです。
流れとしては、
トップ画面から「チャージ」を選択
次に左上の「オートチャージ設定」を選択
オートチャージ設定画面にて「リアルタイムチャージ」を選択し、限度額の上限設定などを行い設定します。
コツコツ貯めたPontaポイントを資産に換える
キャンペーンを活用して獲得したPontaポイントは、貯め方よりも「使い方」が極めて重要です。
好きなものを買ったり、サービスを利用したりなど「消費」につかうのは、今の生活を豊かにするとても良い方法だと思います。
しかし、私は「投資」への利用をおすすめします。
なぜなら、現金化することができる上、さらにお金を生み出す可能性があるからです。
Pontaポイントは、「auカブコム証券」という証券会社にて投資信託などの購入代金に充てることができます。
購入した投資商品は、後の市場で価格変動リスクがあるものの、売却すれば「現金」に換えることができます。
価格が下がるリスクを避けたいのなら、変動リスクが少ない国内債券型ファンドの投資信託を購入し、コツコツ貯めていくのも良いと思います。
変動リスクをとっても良いなら、元気な市場の投資信託を購入しても良いと思います。
仮に長期投資で年間4%の上昇率を目標にするとします。
au PAYカードの利用やau PAYへの残高チャージを徹底的に利用するだけで1%分（キャンペーンを駆使すればさらに増加）もアドバンテージが生まれます。
そうなれば、残り3%を目標に追っていくだけで良いのでかなり有利です。
カード利用で得たPontaポイントは、”今”を豊かにする「消費」だけでなく、”将来”を豊かにする「投資」への利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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