月日が経つは早いモノで、今年もあと1ヶ月ほどで終わってしまいます。
毎年、年末が近づくこの時期に各キャリアで学割合戦がはじまるわけですが、UQモバイルでも「UQ学割」が2020年11月20日から受付開始されます。
今年のUQ学割では、学生本人はもちろん、学生の家族も割引される仕様となっています。
UQモバイルはau・ドコモ・ソフトバンクなどの大手MNOよりも通信料金が安いのが特徴ですが、今回のUQ学割の活用でさらに通信負担を安く抑えることができるため、
- 子供用スマホの新規契約を検討しているご家庭
- 既存の子供用スマホをもっと安くしたいご家庭
- 子供用スマホの契約を機に家族全体の通信費を見直したいご家庭
には最適のキャンペーンだと思います。
本記事では2020年11月20日から開始される「UQ学割」の詳細について解説します。
UQ学割の特典内容
2020年11月20日からスタートしたUQ学割は、5歳以上〜18歳以下の本人とその家族がいるご家庭の方のどちらも割引対象となります。
対象となるプランは現時点ではスマホプランS(3GB)とスマホプランR(10GB)のみですが、例年通り長期間、UQ学割が提供される可能性を考えると、2021年2月以降開始予定のスマホプランV(20GB)もこのUQ学割対象プランとして追加されそうな気配もあります。続報に期待です。
割引額については学生本人も家族も同じで、スマホプランSを契約する場合は翌月から最大8ヶ月間 毎月580円割引、スマホプランRなら翌月から最大8ヶ月間 毎月1,000円割引となります。
ちなみに、対象年齢であれば学生であろうとなかろうと誰でも対象となっています。
UQ学割を利用した場合の料金シミュレーションは以下の通りです。
スマホプランS | スマホプランR | |
基本データ量 | 3GB | 10GB |
基本料 | 1,980円 | 2,980円 |
UQ家族割 (2回線目以降) |
▲500円 (翌月から永年) |
▲500円 (翌月から永年) |
UQ学割 | ▲580円 (翌月から8ヶ月間) |
▲1,000円 (翌月から8ヶ月間) |
合計金額 | 900円〜 (9ヶ月目以降1,480円〜) |
1,480円〜 (9ヶ月目以降2,480円〜) |
表を見てわかる通り、UQ家族割とUQ学割を適用した合計金額ではスマホプランSとスマホプランRの差が580円しかなく、それでいて利用できるデータ量は3倍以上違います。
「とにかく安く利用したい」という強い希望がある場合は別として、データ量を少しでもおトクにたくさん使いたいといった場合は、最初の8ヶ月間だけスマホプランRで10GBを利用し、UQ学割が終了する9ヶ月目以降の利用状況に応じて、スマホプランS(3GB)またはその頃に登場しているであろうスマホプランV(20GB)への切り替えを検討するのも良いかもしれません。
UQ学割の適用条件
さて、UQ学割の特典内容を理解したうえで、次は申し込み時における条件を抑えていきましょう。
UQ学割は、5歳以上〜18歳以下の本人とその家族がいるご家庭の方それぞれで申し込み条件が少し異なるため注意が必要です。
本人とその家族の条件は以下の通りです。
以下の①〜③すべての条件をクリアすること
- 新規契約、機種変更(SIMカードの変更を伴う機種持込みを含む)、スマホプランへのプラン変更申込み(スマホプラン間のプラン変更を除く)のいずれかを手続きすること
- スマホプランSまたはスマホプランRへ新規加入またはすでに加入していること
- 申込み時点の契約者または利用者の年齢が5歳以上〜18歳以下であること
基本的には新規契約や機種変更などの手続き時に、対象者が5歳以上〜18歳以下であれば申し込み可能です。
対象年齢さえクリアできれば、そこまで難しい条件はありません。
以下の①〜③すべての条件をクリアすること
- スマホプランSまたはスマホプランRへ新規加入またはすでに加入していること
- 受付期間内に初めて「UQ家族割」を申し込むこと
- UQ学割の条件を満たす学生回線を含むUQ家族割グループに所属しているご家族であること
一方、学生の家族回線もUQ学割の恩恵を受けたい場合は、「UQ家族割がはじめて申し込みであること」「UQ学割対象回線と同じUQ家族割グループに属すること」という点に注意が必要です。
例えば、学生の家族の回線を先にUQモバイルで契約したのち、月が変わった翌月に学生回線でUQ学割を適用させた場合、先に契約した家族回線はUQ学割の恩恵を受けることができなくなってしまいます。
ですから、UQ学割を学生本人・家族回線でどちらも割引を受けたい場合、先に学生本人の回線契約時にUQ学割を適用させ、その後に家族回線の契約を進めることで確実にUQ学割を適用できます。
つまり、①学生回線に「UQ学割」適用→②家族回線で「UQ学割を適用した学生と同一のUQ家族割グループ」を組む、という順序で手続きすれば問題ありません。
この順序を誤ってしまうと、本来受けられるはずの割引が適用されずに損をしてしまう可能性があるため注意しましょう。
データ繰り越しで余ったギガを来月使える!
スマホのデータ利用状況は生活環境によって大きく左右され、月によって波があると思います。
UQ学割の対象プランであるスマホプランSとスマホプランRでは、当月余ったデータ量を翌月へ繰越して利用することができます。
例えば、毎月10GB使えるスマホプランRを契約していながら、当月は7GBしか利用しなかった場合、翌月は基本データ量10GB+前月からの繰越しデータ量3GB=合計13GB利用できるようになります。
ちなみにデータ消費の順序は、①前月からの繰り越し分→②基本データ容量→③有料購入した追加データ量の順に行われますので、繰り越されたデータ量を持て余すことなくきっちり利用できるのがうれしいところです。
なお、途中でプラン変更しても先月の余ったデータ量を翌月へ繰越すことができるのですが、その場合は変更した後のプランの基本データ量を上限として繰り越されるので少し注意が必要です。
例えば、10GB使えるスマホプランRで当月5GBしか使わなかったとすると、通常、翌月に繰り越されるデータ量は5GBとなります。
しかし、翌月から3GB使えるスマホプランSに変更したとすると、前月からの繰り越せるデータ量上限も3GBまでとなってしまい、結局、翌月は基本データ量3GB+前月からの繰越し3GB=合計6GBしか利用できなくなってしまいます。
ちょっと細かいところですが、プラン変更時はデータ量繰越し上限も変更となる点を意識しておきましょう。
節約モードでギガの消費をコントロールしたい!
UQ学割を利用する学生の多くは、データ消費の割合においてSNSが大半を占めるのではないでしょうか。
SNSには画像や写真・動画などの大容量データが含まれるため、タイムラインをさらさら眺めているだけでも気付かぬうちにたくさんのデータ量を消費してしまう可能性があります。
実はUQ学割の対象プラン「スマホプランS」と「スマホプランR」には「節約モード」という仕組みがあり、設定をONにすることで通信速度を低速化する代わりにデータ量消費をゼロにできます。
ちなみに、節約モードON時の通信速度は、スマホプランS(3GB)で送受信時最大300kbps、スマホプランR(10GB)で送受信時最大1Mbpsとなっており、いずれもテキストコンテンツの読み込みはさほど支障なく、容量の軽い画像データでもある程度は読み込み可能です。
ただ、YouTubeなどの動画閲覧時においてはスマホプランSの送受信時最大300kbpsではかなり厳しいところがある一方、スマホプランRの送受信時最大1Mbpsでは中画質までならある程度はストレスなく閲覧できるレベルです。
ギガ不足に陥る前に「節約モード」を意識して利用し、基本データ量を無駄なく使っていきたいところです。
UQ学割まとめ
最後にUQ学割のポイントをまとめます。
- 受付開始は2020年11月20日〜(終了日未定)
- 対象年齢は5歳以上〜18歳以下(学生でなくてもOK)
- 対象者の家族も割引可能
- 家族回線もUQ学割を適用するなら、①学生回線からUQ学割を申し込み→②UQ学割回線を含んだ同一UQ家族割グループに家族回線を追加申し込みの順で行うこと
- スマホプランS(3GB)は580円×8ヶ月割引
- スマホプランR(10GB)は1,000円×8ヶ月割引
- スマホプランV(20GB)は続報に期待!
UQ学割は、学生だけでなく学生の家族も割引対象となるのが大きなポイントですが、その際の申し込み順序・適用条件によく注意しながら申し込んでいきたいところです。
せっかくUQ学割の恩恵を家族も受けようとしても、手続きの順序を誤ってしまうと適用されずに”損“をする危険がありますからね。
さて、今回はUQ学割の詳細について解説してきました。この記事をお読みいただいている方の中には、
- 今使っているスマホも古くなってきたし、そろそろ買い替えたいな。
- でもUQモバイルってどんなスマホを扱っているのだろう?
- どのスマホがおすすめなの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
UQモバイルのおすすめスマホについては別記事でランキング化しておりますので、あわせてご確認ください。
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